部員さんイベント|「わたしのほめリスト」活用していますか?
こんにちは。
自分軸手帳部員&アンバサダーの美穂です。
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2022年10月21日(金)の夜に、部員さん主催イベント「「わたしのほめリスト」活用していますか? ~私と同じ『まっしろ』のあなたへ」を開催しました。
プレゼンターは、まめたろうさん。
上記の通り、自分軸手帳立ち上げの際にワークページの制作にも関わったまめたろうさんですが……自身が携わった「わたしのほめリスト」を埋めようと思っても、筆が進まない!というジレンマを経験したといいます。
そんなまめたろうさんが今回提案してくれるのは、「自分とのつながり」を深く感じられるというリストの新しい活用方法です!
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こちらのnoteではイベントの内容をダイジェストでお届けします。自分軸手帳部のコミュニティーの雰囲気を感じてください。
●はじめに:「わたしのほめリスト」とは?
自分軸手帳のワークの一つ、「ご機嫌発掘リスト」。
このワークは、2種類のリストで構成されており、その一つが今回のイベントのテーマ「わたしのほめリスト」です。
▼ワークの解説・過去イベントはこちらから
つまり、「ご機嫌発掘リスト」=ストレスコーピングリストなのですが…「まずネーミングに注目してほしい!」とまめたろうさん。そこに秘められているのは、「何もないところから作り出すのではなく、ご機嫌のための種が既に自分の中にある」という前提。
「答えは自分の中にある」――そんな目線で改めてリストと向き合うと、傷口に絆創膏を貼る応急処置的リストではなく、自分の深い部分とつながり、根っこの治癒力をぐんと高めてくれるようなツールとして活用できるといいます。
●まめたろうの体験 ~自己肯定感からの卒業~
「ほめ(褒め)」と連動して頭に浮かびやすいのが、「自己肯定感」というキーワード。
ところがまめたろうさんは、「自己肯定感」という言葉が一種の呪縛や矛盾をはらんでいるのでは?と言います。
自身の葛藤や思考を経て、大きな気づきに至るまで、まずはその道を辿りましょう。
▶いいところ探しの森から底なし沼へ
いざ「ほめリスト」を書き進めようとしても筆が止まる、というのは自分軸手帳部員の中でもよくある話。
まめたろうさん曰く、「自分のいいところがみつからない→人からの褒めを書き出してみる→リストは埋まったもののなんだか違和感…」というパターンが多いのでは、とのこと。
自身もすっかり同じ経験をしたというまめたろうさんが当時至ったのは、「自己肯定感の低さが原因」という結論でした。
「自己肯定感=高いのが良し!」といった風潮に対して、「私は自己肯定感が低い」とラベリングした瞬間に後ろめたさやモヤモヤに襲われたまめたろうさん。
「自己を肯定=ありのままでいい」はずなのに、肯定感が低い自分がダメに思える…そんな矛盾を感じたといいます。
▶自己肯定感の基準とは?
そこで「自己肯定感」を改めて見つめ直すことに。
かつてミシガン大学で行われた、自己肯定感に関する研究によると、80%の人が「学校での成績評価」や「受賞」など、「他者基準で賛辞を受けた際に自己肯定感がある」と回答したのだとか。
また、女性に関しては60%が「外見を褒められる」ことで自己肯定感が上がるとも。
まさに「自己肯定感が他者基準」という矛盾をはらんだ結果が見て取れます。
一方で、決断の軸・行動指針など自分の価値基準が明確で、「自分を基準とした自己肯定感」を持つ学生もいたのだそう。
さらに……「他者基準」と「自己基準」を比較した結果、いくつかの事実が浮かび上がったといいます。
そのうちの一つが、「他者基準との生徒の方が体感ストレスが強い」という傾向。これは、欲しいものが自分の外にある=自分でコントロールできる範囲を逸脱しているため、ストレスが大きくなりやすいと考えられます。
▶まめたろうさんの気づき
こうして、自己肯定感について深く向き合ううちにまめたろうさんが気づいたのは「ほめリストにモヤモヤした原因は、『自己肯定感が低い』ことではなく『自己肯定感が他者基準だった』」ということ。
「ほめリストで筆が止まったら、自己基準と他者基準の違いに戸惑っているということかも?本当に好きな自分をリストに書きたいと思いませんか?」とまめたろうさん。
●提案!新たな「わたしのほめリスト」活用法!!
そこで、今回まめたろうさんが紹介してくれたのが、大学時代の恩師(心理学教授)・メンターでもあるスーさん直伝の「ほめリスト」の活用方法。
手順と、それに沿った実例は以下の通りです。
≪実例:まめたろうさんの場合≫
①試練を書き出してみる
留学時代、ネイティブではないなどの理由から、孤立したり、周りの学生がエッセイを張り切って全力で添削してきたり……という状況を体験したまめたろうさん。
当時、自分の心の支えで大好きだったはずの英語が苦痛になり、心身ともにつらい時期だったといいます。
②乗り越える鍵となった行動を書き出してみる
その頃を振り返ると、休日は全力で楽しんでいたのだとか。
夫とわたしで冗談を言い笑い合う――そんな日々を思い返すと、「笑い」というキーワードに引っかかったのだそう。
③ ②を見返して、心に留まる言葉にマルをつける
笑うと「まだいける」「まだがんばれる」と実感できていたというまめたろうさん。
自身にとって、「笑い」が一種のバロメーターとしての機能を果たしていたことに気づくと同時に、「あのしんどい時期に私はこういうことをしていたな」と意外と好きな自分が浮かび上がってきたといいます。
●実際に書いてみよう!
ここから、イベント当日は参加者も実際にリストに向き合う「もくもくタイム」がスタート。
すると、実際に試してみた参加者からはその場で次々と感想が舞い込みました。
●まとめ
先ほどの参加者の声からも、実は私たちは自分の内側に問題解決の「源」を持っているということがお判りいただけたのではないでしょうか?
これまで生きてきた時点で、実はわたしたちは数々の試練やトラブルを乗り越えてきた――その経験からヒントを得ることで「挫けそうになったときにも、あなたは既にそれを乗り越える鍵を持っている」とまめたろうさん。
「ドラマチックではなく、『そういえば…』という程度のもので十分。自分が被害者的立場の試練だけではなく、『誰かを傷つけてしまった』という加害者的側面の試練に注目するのも有効」とお話してくれました。
このワークに取り組むことで、「足りないものを探すのではなく、今既に持っているものに感謝する気持ちが芽生えるのでは」とまめたろうさんは続けます。
「振り返ってみると、あのとき私、頑張ってたじゃん!」と褒めがわき出てきたら、それがまさに「自分基準」の自己肯定感であるということ。
そんな等身大で納得できるあれこれがほめリストに追加されたら、まさにちょっと弱った時の拠り所として機能してくれるはずです!
◆イベント終了後の声
※自分軸手帳部Teamsからの引用は、ご本人の承諾を得て掲載しています。
◆おしまいに
今回のイベントでまめたろうさんが何度も口にしていたのは、「今日一日で完成を目指すのではなく、まずは書き始めてみてほしい!」ということ。
まずは試して行き詰った時も、互いの思考過程を報告し合い、時に相談できる。そして発見があればそれを共有して喜び合えるのも、自分軸手帳部の魅力の一つと言えるのではないでしょうか。
そんな自分軸手帳部で、みなさんをお待ちしています!
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文責:美穂
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