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自分軸手帳2022制作プロジェクト|見えないからこそのこだわりとは

こんにちは。自分軸手帳部運営メンバーのあさです。
「手帳ってどんな風につくられているの?」と気になっている方も多いと思います。シリーズとして制作メンバーへのインタビューをお届けしています。
制作メンバーの紹介はこちらのnoteをご覧ください。

今回は印刷担当のりぃさんです。”使いやすさ”にこだわっている自分軸手帳の制作の裏側に迫ります。運営メンバーのあさもっちゃんとの対談形式でお届けします。

20社から1社を選ぶまでの道のり


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               りぃさん

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              あさもっちゃん

画像11制作ではどんなことを担当しましたか?

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画像12主に手帳本体の制作まわり(印刷会社選び・連絡調整など)を担当し、拡販のサポートもさせていただきました。2021年の手帳は、制作しようと決まったのが2020年8月だったこともあり、通常半年近くかかる印刷製本工程を2ヶ月で行う必要がありました。そのため、印刷会社さんの選択肢がほとんどなく、短納期に対応してくださる会社さんを見つけることがとても難しかったです。

2022年の手帳は納期優先ではなく、自分軸手帳が末永いお付き合いをできる会社さんを再考してみよう!と、お世話になった印刷会社さん含め、2021年1月くらいから印刷会社のピックアップを始めました。
候補としては20社ほどを見て、最終的に5社に絞り込みました。サンプルや見積もりを送っていただき、品質・値段の確認をしながら、印刷会社を決めていったのが最初のステップでした。ここまでで2-3カ月かかったと思います。

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画像1120社!!!それだけピックアップしてきて見ていくの大変なんじゃないでしょうか。りぃさんは、もともと印刷関係に詳しかったのですか?

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画像12もともと広報部で社内報制作の仕事をしていたこともあって、印刷会社さんとのお付き合いの経験がありました。特に印刷業界に詳しいというわけではなかったのですが、印刷会社さんとどんな話をすれば良いかは分かっていたので、そこなら役に立てるかなと思い、手帳作りが始まった際に手を挙げてみました。

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画像14昨年の苦労はnoteに書かれていましたね。
ぜひこちらもご覧ください。

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自分軸手帳に出会って、手帳迷子を卒業した

画像16自分軸手帳に対してどんな思いがありますか?

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画像18自分軸手帳が手元に来る前は、ジブン手帳、ほぼ日手帳、CHITTA手帳など、毎年手帳を変えていて、使い方も定まらず、手帳迷子でした。
自分軸手帳は、みんなの「これがあったらいいのに」が詰まっているのでとても使いやすく、毎日手帳を書くという習慣が続いています。
これまでは「もっとこうだったらいいのに」と見た目やフォーマットにこだわり、理想の手帳を探していたのですが、自分軸手帳では、同じ手帳でもいろんな使い方をされている方がいます。枠にとらわれなくなり、使いやすさを実感しました。自分軸手帳を通じて皆さんの使い方や考え方にも触れることができ、はじめて「手帳を仲間と一緒に育てていきたい」と思うようになりました。

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画像20手帳選びをしなくて良くなったというところに共感します。自分なりの使い方ができるのが自分軸手帳の良いところですね。

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手帳の本質を手帳と自分軸手帳部(※)の皆さんに教えてもらっている気がします。
※自分軸手帳部:自分軸手帳ユーザーの付属のコミュニティ

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2年目ならではの苦労

画像20去年と違ったことはありましたか?

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画像12昨年は次にどんな作業手順があるかわからず、手探りの状況だったので、毎回トラブルにみまわれていました。今年は、一度作っているのでなんとなく流れや進め方が分かっていたので、去年よりスムーズだったと思います。
一方、印刷製本をご担当いただくパートナー企業さんは新規の印刷会社さんを選んだため、ゼロから自分軸手帳についての説明が必要でした。

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画像20具体的にはどのようなことでしょうか?

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画像12例えば、製本方法や印刷の色合いなど、去年と同じ品質で作れるのか?ということを確認する必要がありました。自分軸手帳の使いやすいポイントの一つとして180度パタンと開くという点がありますが、同じ製本方法で同じように開くのか、サンプルを送ってもらったり、今年の手帳を送って確認してもらったりしながら話を進めました。
また、一言で「紙」と言っても、メーカーによって色合いも素材も厚みも異なるので、昨年と違う品質にならないように気を付けました。
苦戦したのは「色」です。色校の色が今年の手帳と違う!というプチ事件は今年も発生したのですが、デザイナーのくみさんにご尽力いただき、なんとか今年の色味を実現することが出来ました。印刷会社が変わったという点も大きいですが、同じものを同じ品質で作りつづけることの難しさを知りました。

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画像20同じものを作るのは意外と難しいのですね。

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途中では戻れないという緊張感

画像20大変だったことは何ですか?

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画像12印刷会社を1社に決め込むことが難しかったです。大変というより責任を感じました。直接印刷会社とやりとりをしているのが自分だけだったので、営業さんや会社の雰囲気は自分しかわからない状況です。各印刷会社さんの特徴、価格、対応を含めて、きちんと判断できるように、絞り込むことに責任を感じました。これから先長く付き合うと思っているので、印刷会社の選択には頭を使いました。

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画像201人で決めたのでしょうか?

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画像1220社から5社に絞ったのは1人です。絞った5社を制作メンバーに伝えて、1社に決めました。制作が始まった後に「これは出来ない」と言われることが出てくると困るので、途中では戻れないという緊張感がありましたね。

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使いやすさへのこだわり

画像20こだわりポイントは何ですか?

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画像122021年の自分軸手帳同様、今年も180度パタンと開きます!紙は薄すぎず厚すぎず、裏移りしにくいけど重くなりすぎないギリギリの部分を攻めています(笑)。
2022年に新しくなった点は、手帳にスピン(栞の紐)がついたことでしょうか。実際にサンプルを取り寄せて、手帳に合う色を絞り込みました。スピンの色や背表紙のテープの素材を決めるとき、私のところに実物を送ってもらったのですが、オンライン上で、写真や画面越しに決めていくのは難しかったです。撮った写真を元に皆さんに投票いただき、最終的にはデザイン担当のくみさんにも実物を送って手帳全体のデザインとの整合性を確認してもらいましたが、事前の絞り込み自体に自分のセンスが問われると感じました。

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画像20りぃさんはインスタもされていて写真は得意なのではないでしょうか?

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りぃさんのインスタはこちらです。

画像12色や素材を写真で忠実に再現するのは難しかったです。スピンの例ですが、写真だと黒と茶色が同じに見えるなど、写真の撮り方によって印象がだいぶ変わってしまうんです。スピンはTwitterで好みの色を投票してもらうようにしたので、色がきちんとわかるようカメラのフィルターを変更しながら、目で見る色が写るよう工夫しました。

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画像20他にもエピソードはありますか?

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画像12去年もそうですが、今年も自分軸手帳づくりはオンラインで完結しています。制作過程はなかなか見えないと思うのですが、毎日制作メンバーとチャットで意見交換を行っていました。
あと2年目なのに、実は本名も年齢も住んでいる場所もお互いほとんど知らないんです(笑)。仕事の過程と成果、そして信頼のみでオンライン繋がっているのは、安心安全のコミュニティ(はろこみ)がベースとはいえ、すごいと思います。

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”実績と想いのみでつながっている”ということですね。忘れがちですが、本業の傍らとは思えないですね。

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意外と知られていない事実かもしれませんね。

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画像20それでは、最後に購入された方に、ひとことお願いします!

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画像122021年の自分軸手帳と同様、ストレスなく使っていただけるよう、一つ一つの仕様を選びました。2022年の皆さんのお手元で、たくさん使い込んでいただけたら嬉しいです!

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画像20使う時にストレスを感じない、書きやすい、品質の良い手帳があってこその、手帳をどう使うかということにつながりますね。

今回はインタビューさせていただき、ありがとうございました。

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りぃさんへのインタビューはいかがだったでしょうか?自分軸手帳のモノづくりへのこだわりが垣間見れたかと思います。2021年の手帳があるから”同じものを作るのは難しい”というお話は意外でした。2022年も良いものをみなさんに届けたいというりぃさんの気持ちが伝わったのではないでしょうか。

今後も制作メンバーのインタビューが続きますので楽しみにしていてくださいね。

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文責:あさ











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