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自分軸手帳2022制作プロジェクト|コンセプトを言葉に編む編集者の仕事とは

こんにちは。自分軸手帳部運営メンバーのあさです。

「手帳ってどんな風につくられているの?」と気になっている方も多いと思います。シリーズとして制作メンバーへのインタビューをお届けします。
制作メンバーの紹介はこちらのnoteをご覧ください。


初回の登場は敏腕編集者のさぼってんさんです。さぼってんさんは2021からのプロジェクトメンバーでもあり、編集のプロです。

普段読んでいる本にも手帳にもたくさんの「文字」が綴られています。これは全部著者が考えているの?そうではありません。そこには実は編集者の力が隠れているのです。
自分軸手帳の制作を通じて、編集者のお仕事を垣間見たので、ご紹介します!

それでは、自分軸手帳について聞いてみましょう!!

制作ではどんなことを担当しましたか?

手帳本体、サポートガイドの編集作業を担当しました。
具体的には、部長のようこさんにいただいた原稿をもとに「ユーザーの皆さんに自分軸手帳のコンセプトや使い方をスッと理解してもらうにはどう伝えたらいいか?」を考えて、コンテンツを適材適所に配置し、細かい調整を行いました。

編集のお仕事「事業の言語化」について詳しく聞かせてください。

個人の方が事業をこれから立ち上げる、もしくは立ち上げたばかりの場合、HPを作るときなどコンセプトを言葉にしなきゃいけない場面がどうしても出てきます。
でも、まだその方の頭の中に概念としていくつかポン、ポン、ポンと存在している状態で、言葉になっていないのはもちろん、概念同士がつながっていないことも多いと感じています。
なぜかというと、その状態で上がってくる原稿にはポイントとなる要素は書いてあっても、要素をつなぐ文脈が抜けていたりするからです。文脈が抜けている文章は頭にスッと入ってこなかったり、読んだ後の納得感が足りなかったりします。
その欠けた「文脈」にあたる部分を質問で引き出しながら、誰が読んでも意図が伝わる文章になるよう流れを作っていきます
キーとなるのは質問です。原稿を読んでわからなかったところ、あるといいなと思う情報についてたくさん質問していきます。すると、「それが聞きたかった!(わたし)」「それが言いたかった!(ご本人)」と思う言葉がどんどん出てきます。それらを原稿に組み込んで仕上げていきます。
原稿を介してこういったやりとりを何度も行うことで「事業の言語化」をしていきます。もちろん楽な作業ではありませんが、とても楽しいし、やりがいも感じています。

自分軸手帳に対してどんな思いがありますか?

自分軸手帳は単なる手帳ではなく、多くの人の思いが詰まっている手帳以上のものだと感じています。制作に関わらせていただく際は「自分軸手帳部の皆さんの思いを汲んだようこさんの思いを具現化する」ことを一番に考えて取り組ませていただいています。
自分軸手帳ユーザーさんの「自分軸」と同様、自分軸手帳も年を重ねるごとに成長していきます。わたしにとって、これからもぜひ関わらせていただきたい大切なプロジェクトです!

手帳とガイド

去年と違ったことはありましたか?

去年は途中から制作に参加させていただいたので、ある種の遠慮というか戸惑いがありました。今年はスタートから参加していることもあり、良くも悪くも言いたいことを言わせてもらっている気がします(笑)。
制作に関していうと、昨年と違うのは「ベースがある」ことでしょうか。ベースを作る難しさもありますが、ベースを踏まえたうえで「さらにいいものにするには?」という課題には、また違った難しさを感じました

大変だったことは何ですか?(苦労した点・事故エピソードなど)

自分軸のイメージにもなっている「木」。手帳本体に木の図が入っていますが、実は去年も今年も制作メンバーで脳みそに汗をかきながら作成しています。今回は「去年と同じ図でいいのか」「もっとパッと見てコンセプトが理解できるものにならないだろうか」と、いろいろ検討しました。
実は途中で「この図を全部取ってしまおうか」という話もチラッと出たんですよ。「えっ、そしたら空いたスペースに一体何を入れれば!?」と焦りました(笑)。結局、紆余曲折を経て、昨年の図をブラッシュアップした形で落ち着きました。
説明の仕方も去年と少し変えています。じっくり読んで、違いを感じていただけたらうれしいです。

こだわりポイントは何ですか?

手帳本体に入っている原稿(ご挨拶、ワーク前のガイド文)を左右のページで行がぴったりそろうようにしています。

購入を迷っている方に、ひとことお願いします!

手帳が続かなかったわたしでも、自分軸手帳は続けることができています。気になった方は、ぜひ一度使ってみてください。きっと他の手帳との違いを実感していただけると思います。自分軸手帳仲間として一緒に自分軸を見つけ、育てていきましょう!

編集者さんへのインタビューいかがだったでしょうか?「文章を書く」ことは誰にでもできますが、その背景を理解し、行間を埋めて、文脈をつくって、「読んだ方に届くものにする」。インタビューを通じてあらためて「プロ」のすごさを感じることができました。編集者さんの紡ぎだした自分軸手帳に書かれている言葉の1つ1つをもう一度見直したくなりました。
今後も制作メンバーのインタビューが続きますので楽しみにしていてくださいね。

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自分軸手帳2022は、購入ご希望の方に確実にお届けできるよう、メールマガジンご登録の方には先行販売をご案内いたしましたが、お陰様で先行販売にて予定の3000部を完売いたしました。

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文責:あさ

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