乳がんになった時のこと③

今回は夫のことを書こうと思う。

私が過度に添加物などを気にしていた時、夫は私に、よく愛想がつきなかったな〜と今でこそ、思う。

大学時代の友達夫婦が近くに住んでいて、デイキャンプなどの交流も数回あったのに、彼らは私のこだわりが強いのに嫌気がさして、夫は友達と疎遠になってしまった。

添加物や農薬、遺伝子組み換え食品を気にして、外食はほとんどしなかったし、旅行に行くと食べ物が心配で、遠くに泊まりにも行けなかった。(独身の時は国内チャリ旅やバックパック背負ってインドまで行ってたのに)

二人目が欲しいと思ってたから、せめて私が妊娠するまでは、彼もなるだけ「変な物」は身体に入れず(笑)、健康的な食生活をしてほしい!と切望していた。

食事のことで、時々けんかをすることはあったけれど、私が大切にしていたのは、なにより産まれてきた赤ちゃんのためだったし、彼自身も私と結婚してから、体質改善が進み、質の良い食事が大切だと実感していたから、なんとか許容してくれてたんだと思う。

結婚する前、彼は少しポッチャリで、少しアトピーだった。
彼は30代後半で、7つ下の私と結婚した。就職してから結婚するまで、外食やコンビニ弁当中心の生活だったらしいので、まあ、体の調子がおかしくなるのも頷ける。

それが、結婚して、食事が私の手料理に変わり、体重がどんどん落ちていった。

アトピーも、好転反応がありつつも改善されていった。

だから、時々ケンカはありつつも、認めてくれていたんだな。

私ががんだと分かった時、彼は私より落ち込んでいた。

私は自分ががんだと分かった時、それなりにショックは受けたけど、不思議とそこまで落ちなかった。

それが救いだった、と彼は後日教えてくれた。

そして、全面協力してくれた。

梯谷先生の高額セミナーにも送り出してくれた。

そして、今も、新たな学びに向かおうとしている私も、送り出してくれようとしている。

感謝。

ありがとう。


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