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会社で評価の高い人とは「お客様の評価が高い人」とは限らない

どうもこんにちはGです。
今回は、頑張って仕事をしているけど、会社に評価されない人に向けてお話をしたいと思います。

会社に評価されない本当の原因

まずビジネスというのは、顧客にモノやサービスを提供して、その対価として顧客からお金を受け取る構造なんですね。

ところが今の時代は、ビジネスの仕組みが複雑になってきて、提供した相手とは別の人からお金を受け取ることがあるんですよ。

つまり自分が相手をしているお客様が、本当のお客様ではない可能性があるわけです。

例えば、学習塾を思い浮かべて欲しいんですけど、塾の先生は「勉強を教える」というサービスを生徒に提供していますよね。

ところが、そのサービスの対価としてお金を払うのは、その生徒の親なんですよ。

この構造を分かっていない講師は、生徒に好かれようとしてしまうんですね。子供に好かれる授業、好かれる内容ばかりに注力してしまわけです。

でも本当の顧客は親なのだから、親が満足するものを提供しないといけないんですよ。

だったら子供に対して厳しい指導をしてでも成績を上げるとか、勉強する習慣を身につけさせるとか、そういったことを提供しないと親を満足させることができないんですね。

だから目の前の子供にいくら好かれても意味がないわけです。

会社の利益になるようなことをしているか

この「本当の顧客は誰なのか」という視点は、自分が働いている会社でも必要なんですよ。

普段働いていると忘れてしまいがちなんですけど、自分にお金を払ってるのは誰かと言うと、目の前のお客さんじゃないんですよね。

お給料という形でお金を払ってくれてるのは、自分の会社なんですよ。

結局、仕事を頑張っているのに評価されない人は、自分と会社を同一視してしまって、その会社のお客さんであるクライアントが喜ぶようなことをしてしまっているんですね。

でもそれは会社のお客さんであって、自分のお客さんじゃないんですよ。

会社の為にならないことに力を入れても会社からは評価されないんですよ。

逆に会社に利益をもたらそう、上司に利益をもたらそうと頑張ってる社員は、上司や企業から大事にされるんですね。

そういう人が「会社から評価の高い人」になるんですね。

だから自分にとって本当の顧客である会社を喜ばせるにはどうすればいいかということを考えないといけないんですね。

ここを外してしまうと、頑張って働いているのに評価されないという結果を招いてしまわけです。

それでは今回のお話は以上となります。ありがとうございました。

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