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ちいさなブランドのつくり方

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ちいさなブランドを運営する上で考えてきたことを、このマガジンにまとめます。
運営しているクリエイター

#個人事業主

ちいさなブランドを生業にするために必要なことを、1つ選ぶとしたら。

「自分のブランドを生業にするために必要なスキルってありますか?」 というご質問をいただいて、こんなふうにお返事しました。 とても月並みな返事ですが、これさえできるなら他の必要なスキルは後から身につけられるので、こうお答えしました。 ただ、最近になって「あ、こうお返事すればよかったな」と思った切り口があって。 それが、こちら。 「一番のファンである」とはどんな状態か「自分が一番のファンであること」は、スキルというよりも "自分の在り方" という感じもしますが、とにかく

「誰が、どうやるのか」が大事

個人がブランドを立て、それを生業にしていくには、「何をやるか」よりも「誰が、どうやるか」が大事だなと強く感じます。 例えばわたしの運営する『じぶんジカン』で言えば、ノートの販売が「何を」に当たります。ノートの販売って、すでにやっている人がたくさんいて。文房具メーカーもそうだし、個人でもそうだし。何なら今から誰でも始められるような、イージーなタイプの事業です。 でも、この「ノートの販売」を生業の軸にできている人は、きっとそんなに多くない。つまりは「ノートの販売」自体に収益性

個人事業主に必要な「プロデューサー」の視点

『じぶんジカン』を立ち上げて、あっという間に4年目となりました。 ものをつくるのも自分、ブランドを運営するのも、これからの動きを考えるのも自分。ぜんぶ自分、っていうとこが "個人事業主ならでは" だなあと思います。 このブランドを大事に育てるなかで、最近特に必要だと感じるようになったのが「プロデューサー」の視点です。 『じぶんジカン』のような個人ブランドや、フリーランスで仕事をしている人もそうだと思うのですが、闇雲に目の前のことをやる時期も大切だけれど、自分の意志で「舵