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頭のなかにある思考のエッセイ

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自分のなかにもやもやと浮かぶものの輪郭をとらえたくて綴る、文章の置き場所。主に自分のための言葉たち。
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2022年2月の記事一覧

やりたいことって、誰かに笑われようが、胸が高鳴って「やっちゃうこと」

ここ数年で何度か言われたけれど、あまりピンと来てない言葉がある。 それが、「やりたいこと、ちゃんとやっててすごい!」という言葉。 相手の表情を思い返してみると、本当に「すごい!」という顔をしているから、たぶん褒めてくれているのだと思う。悪意を含んでいる感じはなくて、むしろ好意的な空気をまとっていたような。 でも、どうしてもわたしは、この言葉がピンと来ない。 だから言われるたびに、口角をへにゃっと釣り上げ、不恰好な微笑みでしか返せないのだ。 なぜ「やりたいこと、ちゃん

「自分のため」と「誰かのため」のバランス

ものごとが上手くいかない時、その要因を考えてみると、いつも次のいずれかに行き着く。単に運が悪かったか、もしくは「自分のため」と「誰かのため」のバランスが取れていなかったか。 特に後者、「自分のため」と「誰かのため」のバランスは、自分の中の問題であり、自分でどうにかできる部分だったりする。 このバランスをとること。それが、ここ数年のわたしのテーマだ。 何か行動を起こすときに、自分が得をすることばかりを考えていると、誰からも見向きもされなくなって、上手くいかない。 逆に「