07.低地や谷地の地盤① ~JIBANNOTE~
低地や谷地に行くと、よく見かけるのは川や沼です。
これらの場所は昔から水が集まりやすく、大雨の際には洪水が起き、
川が氾濫したこともあったかもしれません。
その結果、川が運んできた土砂が長い年月をかけて積もり、
現在の地形が作られました。
こういった低地や谷地の地盤は、土の中に多くの水分を含んでいます。
そのため、軟らかい土や、砂の層が積み重なっていることが多く、
建物の重さがかかると、水分が抜けて地盤沈下が起こりやすい特徴があります。
一方、台地は名前の通り、台やテーブルのように平らで高い場所にある地盤です。
木造住宅を建てる際には、一般的に台地のほうが安定していて優れているとされています。
住む場所を選ぶ際には、その土地の歴史や地形をしっかりと理解した上で
安心・安全で快適な住まいを築くことが大切です。
【Better World Words】
理論物理学者 アルベルト・アインシュタイン
「常識とは18歳までに身につけた
偏見のコレクションでしかない」
今日の「地盤の音」はどんな音色を奏でていますか?