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ゲームの元ネタシリーズ6

今回は神話シリーズの中でもマイナーな中国神話!あまり馴染みないと思いますが一応あるんですね中国にも神話が。

中国神話では人と神様の間に大きな格差がないことが大きな特徴です。つまり偉業を成し遂げた人が神様として描かれることもあります。例えば三国志の曹操や論語で有名な孔子も神様のような待遇を受けています。

中国神話では世界の創造は巨人によって成されます。北欧神話と似ていますね。
そしてその巨人が死ぬことで涙が今の長江や黄河となり、手足が山となって目が太陽や月となり世界が出来上がったわけです。

世界の創造の後は地上に3人の神様と5人の聖人が現れました。漢字が大変難しいのでカタカナにしておきます。笑

ところで中国神話では人類の誕生は明確にされていません。3人の神様のうちの1人 ジョカの泥人形が人類とされる説と大洪水の後に生き残った2人の男女が人類の起源とする説などがあります。前者の場合、人間の優劣を泥人形の出来栄えで表現しています。また後者の説だと「ノアの方舟」や「エデンの園のアダムとイブ」の話と似ているところもありますよね。

ジョカ↓↓↓

3人の神様は「三皇」と呼ばれ特徴があります。フツキは半分人間半分蛇です。人類に文字や武器、食糧の知識を与えました。シンノウは半分人間半分牛で農耕のやり方を伝えました。最後のジョカは半分人間半分蛇で人類の起源とされています。

5人の聖人は「五帝」と呼ばれています。中国史では皇帝がたくさん登場しますが最初の皇帝とされるのが黄帝という皇帝です。ややこしいですね。彼はシユウという怪物を倒して皇帝になりました。

他にも祭司のセンギョクや後に紹介する「四凶」を倒し中国史の王朝の時代に入るきっかけをつくったシュンなどがいます。

ではシュンが倒した「四凶」とは何なのか
四凶とは4種類の怪物のことです。

それぞれ特徴は上記↑↑↑の通りですがかなり曲者が多い印象です。

トウテツ↓↓↓

キュウキ↓↓↓

中国神話には四凶と同格の「四罪」という別の魔物もいます。
しかしこの魔物は四凶と同一視されることもあります。書物によりけりというわけですね。

中国神話では日本でも馴染み深いあの話もあるんです!

ひとつは浦島太郎。中国神話でら浦島太郎が木こり、竜宮城が子供の歌声となっています。

次に月にウサギがいるという伝説。中国神話ではウサギではなくヒキガエルがいるとされています。

他にも北斗七星の話や七夕など有名な話があります。

以上で中国神話の紹介になりますが、かなり馴染み深い話もありましたが、これは他の神話にも似たような話があるのです。それはまた今度

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