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三国志③ 印象に残った作戦編

どうも!ハリーです。3回にわたる「三国志」の3つ目です。

今回は「印象に残った作戦編」です。では参りましょう!

まずは「仲間割れ」作戦です。

これは曹操の軍師 荀彧が考案したもので、呂布と劉備が曹操と戦う際に、劉備と呂布を領土問題で争わせてから攻めようとするものでした。しかし人徳に厚い劉備は争うことなく、荀彧の作戦は失敗に終わりました。

二つ目も同じく荀彧の発案した「抜け駆け」作戦です。劉備と袁紹が争い合う中、呂布を利用して劉備を陥れようとしましたが、劉備は即座に袁紹と和解し、さらに呂布の抜け駆けも許してしまいました。劉備優しすぎです!

次に紹介する作戦は曹操の戦術です。袁紹がわざと敗走する曹操を追い込んだと見せかけて、曹操の伏兵が袁紹を囲むというものです。曹操の一族はみな戦略家で、軍を8つに分散配置するなど作戦を複数考案しました。

劉備も負けていません。曹仁の考案した8つに軍を分散する際の弱点をはじき出し、即座に趙雲に崩させました。

優秀な部下は時に敵をも感服させます。劉備の部下 張飛と趙雲はその忠誠心の高さから曹操からも一目置かれていました。

そして作戦といえば策士 諸葛亮を忘れてはいけません。弓矢の不足に困った呉と蜀の連合軍を率いる諸葛亮は妙案を実行に移します。霧のある日に偵察船に藁の束を乗せて出航させました。霧のため敵船か判断に困った曹操軍は矢を放ちます。放たれた弓矢は見事に藁の束に当たり、連合軍は弓矢を敵から回収出来ました。

諸葛亮はこれで収まりません。レッドクリフの元ネタとなった赤壁の戦いでは風向きをあらかじめ読むことで火の進行方向を予測しました。そして風下の曹操軍へ火のついた船を体当たりさせることで勝利しました。自然環境を知ることは勝敗を決定づけるわけです。情報こそ武器であるといわんばかりに。

曹操側でも自然を利用した作戦を成功させました。蜀の刺客 馬超から自軍を守るために、砂と水を凍らせて防壁をつくり、迷路にすることで馬超を迷わせました。

迷路といえば諸葛亮も利用していました。呉の宰相 陸遜から逃げる際に石を軍備配置図と同じように並べることで陸遜の足を止めました。

諸葛亮は戦略教育も優れていました。彼によると山頂に兵を敷くことは厳禁だそうです。追い込まれた際に逃げられないからですね。

また魏の宰相 司馬懿から逃げる際にはあえて空の城を放置することで、伏兵を恐れた司馬懿に手を引かせたこともあります。敵の疑心は時に自分を救うわけです。

諸葛亮の兵法は公には残っておらず、孫子の兵法の方がなじみ深い物でもあります。今回は諸葛亮が残したとされる「便宜十六策」から引用してみました。

人生もひとつのゲーム・戦い・試合です。戦略を立てるのは自分です。兵法から戦術を学び、実生活で生かしていきましょう。今回は以上です。かなり省略した部分もあるので詳細が気になった人は僕のインスタへ↓↓↓
http://Instagram.com/jiao_qing.hai

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