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JJF2021チャンピオンシップの感想

10月9日、今日はジャグリングの日本一を決める大会、Japan Juggling Festival のチャンピオンシップがありました。

毎年日本中から凄いジャグラーが集まる大会なのですが、2019年は台風により中止、2020年はコロナによって中止となった為、今回は3年ぶりの開催となりました。

僕はスタッフとしてリハから関わらせて頂き、本番中はモップかけ係として舞台袖から見てました。

大会が開催された事を本当に嬉しく思います。

今回は選手1人1人の感想を書いて行きたいと思います。

リハの話をすると長くなるのでまた今度。

まず開会の時に司会の福島さんの声を聞いた瞬間泣きそうになりました。福島さんはチャンピオンシップには絶対に欠かせない存在です。

そして女子個人部門
高橋由季乃さん
かにかまさんでお馴染みのポイスピナー

今回の女子個人部門は1組だけだったので、かにかまさんがいなかったら女子部門は誰もいない事になるのでまず出場してくれた事に心からお礼を言いたい。
僕が初めてかにかまさんの演技を見たのが3年前の新人戦の時でした。
その頃からの成長を感じる演技で、とても輝いていたと思います。
2ポイの美しさも3ポイの安定感も凄かった。
今まで色んな苦労もあったと思いますが、それでも今日1人で戦い抜いたのは本当にかっこよかった
まさに優勝にふさわしい演技だったと思います。
表彰式での涙も印象的でした。

チーム部門
赤いたぬきと緑のたぬき
クラブジャグラーたくぞーさんときょーへいさんの演技

本番直前まで一体誰なのかわからない人がほとんどだったと思います。
僕も正直この2人が組むというのは意外だった。
どうやら職場がたまたま同じ建物にあり、チームを組む事になったとの事。なんという偶然
2人の良さを生かしたとても楽しい演技でした。
2人とも社会人ジャグラーという事ですが、僕も社会人になって感じるのが、ジャグリングを続けるだけでも大変なのに、さらに大会に挑戦するというのが凄い。チームだと2人の予定とかも合わせないと行けないからもっと大変。
初めて見るような技も多くて2人であれこれ考えながらやったんだなぁというのも想像できる。
大人になっても一つの目標に向かって頑張れる仲間がいるって素晴らしいなぁと思いました。

WANTED
マラバリスタの松野くんとTEDくんによるシガーボックスの演技

この2人がチームだと知った時もびっくりした。
シガーボックスっていうのはここ最近技の進化がめちゃめちゃ早くて、その要因はこの2人の影響がデカいと思う。

松野くんはトップレベルの技術を持ちつつも苦労をしてきたのを知っていたので今回決勝進出を知った時は俺も嬉しかった。

TEDくんは元々金沢大学JMC所属のジャグラー。
数年前まではあまり知られてないサークルだったと思うけど、彼の影響もあってか今では日本でも有数のシガーボックスジャグラーの多いサーカスになってた。Twitterでは良く技動画を見かけていて、毎回どんどん凄くなっていく技に度肝を抜かれてました。

チーム部門でシガーボックスの演技は2016年以来。

構成も見やすくて、技のバリエーションもこんなにあるのかもびっくりしました。


マリモと落花生さん

ぱわぁさんとまいさんによるパートナーポイの演技。

まいさんは2016年の女子個人部門に出場されてました。

ぱわぁさんは過去にも男子個人部門やチーム部門に出場されていましたが今回は久々の出場。
男子個人ではフラワースティック、2009のチームではカラーコーンで出場していました。
どの道具でもレベルが高い演技を作れるのがすごい。

マリモと落花生さんとしては2019年に予選通過されていましたが、台風により中止になった為初の登場でした。

チーム部門でポイが出てくるのは意外と珍しい。
パートナーポイの魅力が最大限に伝わる楽しい演技でした。安定感がとても良かったです。

長くなったので男子個人の感想は次書こうと思います。
覚えていれば。

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