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幽霊妻・幽霊ママ

若いうちに成功を手にする人

世の中には、才能や運などに恵まれ若いうちに成功を手にする人がいます。

今日は、私のクライアントさんのお話しを少し織り交ぜて書きますね。

(ご本人の承諾を得ています)


このクライアントさんは、

頭の回転が早い、歌が上手い、上手に踊れる、端正な文章を書くなど…

周りの人より秀でた能力があって、若い頃から、〝天才〟だともてはやされて、何をやっても成功してきたんです。

でも、人生初期のうちにあまりにもすべてがうまくいったので、

「うまくいって当たり前」と感じるようになり、


そして、

人生の後半では、成功していても人生がまったく面白くなくなって、自殺願望を持つようになりました。

紹介状をもって私のところにいらっしゃったのはこのときです。


ご本人は、

「早いうちから成功しすぎた」

と、成功を悔やんでいました。


この状態は、ちょっとした心理メカニズムを知らないことで起こるんです。

難しい話は省きますが…

大前提は、「好きなことをする」こと!


好きなことと好き勝手の違い

ここで1つ

誤解ないように書かせていただきますね。

好きなことをすると好き勝手する

 これは、違います。


好きなことをするというのは、

自分がどう思われるか、は考えないけれど、他人がどんな気持ちになるか、は考えます。

他人の気持ちを汲み取りながら行動する。

そして、

それを大切にしながら自分の好きなことを存分にやって人生を送るからキラキラと輝くんです。

キラキラと輝くエネルギーは、愛そのもの♡


好きなことをしているとね、もしそれがつまらなくなったらさっと離れることができるんです。

離れられないから、悩んだり、苦しみが生まれる。


それは、

「成功しなければならない」

「成功するのが当たり前」

というふうになって今、持っているものを失わないように、と現状維持をし始めて、失ってゆくことに不安を得るようになる。


でも、

好きなことをしていたら、これは回避できます。


幽霊妻・幽霊ママ

私の場合ですが、

メンタルヘルス講演活動、心理療法研究所の上席研究員として研究論文を書く、本を出版する、そして、アメブロのジャンル別ランキングで奇跡的に1位になったとか…

私なりに積み上げてきたものがあります。


でも、私は、〝好き〟で動いているので、積み上げてきたものがあっても

そこにしがみつかずに、〝素人〟に戻れます。


4年前のことですが、私がメンタルヘルスの講演活動がとっても忙しくて娘(当時2歳)と一緒に過ごす時間が極端に少ない状態が続いていたんですね。


そしたらある日…

娘の目がつぶったままになって。

それは、2週間ほど続きました。

娘は、私がいつもいつもいなくてさみしくてたまらなかったんです。

そのストレスで、目を開けようとしてもどうしても開かない。

そんな2週間がありました。

この時すぐに契約をしている数社の企業様に連絡をして事情を説明しました。

「小さな子どもがいる女性はあてにならないなぁ~」

というお言葉もいただきました。


今、私ができる精一杯のこととどうしてもできないこと

今後、私ができることとどうしてもできないこと

などをお話しして、

すでに予定が組まれている講演の調節をしていただき、そして調整していただいた講演をすべて務め終えた後、新しい講演の依頼はお受けせず、しばらくの間、お休みをいただきました。


お休みをいただいている間に仕事がなくなるかも…

という不安はありませんでした。

私は仕事がなくなることより夫、子どもたちの心から私の存在がなくなることの方がつらい。

家族から、「どうせ仕事で忙しいから…」と何も期待されなくなるのは悲しいです。

そもそも、仕事をして稼ぐことがすごいことだとは思っていません。

昔は、「私が稼がなきゃ~」という気持ちが強くて、稼ぐことに必死になっていた分、稼ぐことが凄いことだと思っていました。


今は、家族全員が、三食の食事がとれて、寝るための布団があって、最低限の必要な物を必要なときに購入できれば、それでOK!と思っています。

仕事は代わりがきくけど、「妻、ママ」という私のポジションの代わりはない。

代わりはないけど、信頼されない「幽霊妻・幽霊ママ」にはなりたくないです。

仕事や人間関係ってベストなタイミングで必ずよい仕事に恵まれます。

結果的に娘が目をつぶった2週間のできごとが、仕事に大きな変化をもたらしました。

心理療法研究所の一般研究員から上席研究員になり娘が保育園から帰って来る時間までには私は家に帰ってこれるようになりました!

契約していた企業様が東京本社まで来なくても名古屋支店(私は愛知県在住です)でやりましょうと言ってくださったり、そして、本を執筆することになったり。

さらに、本を執筆したご縁で、Clover出版の出版アンバサダーとして活動することになったり。

名古屋から出ることがものすごく減りました。

家から出ることもものすごく減りました。

そして、このタイミングで、私がなるべく家にいた方がよい状況に今なっているんです。

生きていれば大変なこともあります。

私だって、いろいろとあります。


問題と捉えるか、チャンスと捉えるか

でも、それを問題と捉えるか、チャンスと捉えるかで、完璧なまでに未来に創造されるものが変わってきます。

もう何度も経験してきたので、壁にぶつかったら、次はどんなチャンスがくるんだろうと、思えるようになりました。

素直にたくさんの経験に感謝しています。


好きで動いていることは、成功していたとしても、その成功にしがみつかずに素人に戻れる。

これってね、

上昇してゆく余地がいつでもある状態。

成功していない状態が当たり前なので、いつも前向きに挑戦しようと希望を持てるんです。

〝好き〟で動いていれば、大変なときも苦しむことはありません。

好きでもないことをするからそこに固執してしまう。

私が、講演活動や執筆活動が義務になると、間違いなく苦しくなります。

そして、

義務になると私のところにいらしたクライアントさんのように成功していても人生がまったく面白くなくなってしまうんです。


クライアントさんは、この心理を時間をかけて理解され専門分野で活発に活動されています。

とっても嬉しいです♪


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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました🎶

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