チラシ最大の詭弁 〜子供騙しにもならない主張〜
前回のノートの引き続き、増田かおる氏が松戸市内で配布したチラシに関する内容です。前回ノートを未読の方はどうぞ。
さて、前回のnoteでは触れなかった、チラシ最大の詭弁について述べたいと思います。
チラシの中で、「連盟からの要請書は、こども向けの交通安全キャンペーン動画に登場させることを問題にしたもので、『Vtuber戸定梨香』の姿(服装)やその活動を否定したという事実は全くない」との記述があります。議連擁護側がよくする「警察に抗議した。戸定梨香は問題視してない」という主張と同じ物ですが、これこそがチラシ最大の詭弁です。
いかに詭弁か？二つに分けて解説いたします。
①「連盟からの要請書は、こども向けの交通安全キャンペーン動画に登場させることを問題にしたもの
もはやここから大ウソ、詭弁です。なぜなら、抗議文内で「本動画は、女児を性的な対象として描いており、女性の定型化された役割に基づく偏見及び慣習を助長しています。」と書いてあるからです。動画それ自体を問題視しているのです。(手嶋海嶺氏が、noteで同じ事をわかりやすく主張なされていますので、氏のnoteを引用します。)
動画自体を問題視しながら、「我々は警察が起用した事を問題視したんです！」など、寝言も大概にしてほしいですね。
②『Vtuber戸定梨香』の姿(服装)やその活動を否定したという事実は全くない」
Vtuber活動のなんたるかを全くわかっていない詭弁です。議連が問題視していた、戸定梨香ちゃんが着ていた服は、戸定梨香ちゃんの通常着です。ユニフォームなのです。戸定梨香ちゃんが、あの服を着て警察とのコラボ動画に出る事は、例えるならば、ピコ太郎があのヒョウ柄の服を着て、トランプ大統領と会った事と同じなのです。
あのヒョウ柄の衣装がピコ太郎をピコ太郎たらしめている様に、議連が問題視していたあの服こそが、戸定梨香ちゃんを戸定梨香ちゃんたらしめているのです。つまりは自己表現の一種なのです。
それを何？
・女児を性的な対象として描いており、女性の定型化された役割に基づく偏見及び慣習を助長。
・子供の教育に悪い。
・不必要なアイキャッチャーにしている。
・服は否定していない。
とっても面白いジョークですね。そういうジョークは、4/1に言いましょうね。
また、戸定梨香ちゃんのユニフォームを理由に、戸定梨香は公的機関とコラボするなと主張する事は、当然ながら、戸定梨香ちゃんのVtuber活動の否定です。Vtuber活動の一つに、公的機関とのコラボがあるからです。「女児を性的な対象として描いており、女性の定型化された役割に基づく偏見及び慣習を助長し、子供の教育に悪いから貴様は通常着で出演するな。」など、Vtuber活動の否定に他なりません。
もっと言えば、議連の抗議文には、「国連女性差別撤廃委員会の勧告(2016年)は、日本政府に対して「固定観念と有害な慣行」として「メディアが、性的対象とみなすことを含め、女性や女児について固定観念に沿った描写を頻繁に行っていること」に懸念を表明しています。」とありました。
議連の主張を総合すれば、「戸定梨香はユニフォームで公的広報とコラボすれば、女性の定型化された役割に基づく偏見及び慣習を助長する。民間企業とユニフォームでコラボすれば、CEDAWが表明した懸念に引っかかる。」という事になります。これで戸定梨香ちゃんを否定していない？
笑わせるな愚か者共
大体、議連は戸定梨香ちゃんに対して、
・女児を性的な対象として描いており、女性の定型化された役割に基づく偏見及び慣習を助長し、子供の教育に悪い動画を警察と共に公開したVtuber
というレッテルを、根拠なく貼ったのです。
にも関わらず「抗議先は警察であり、戸定梨香には何も言っていない」などと発言する事自体、もはや他人様を舐めているのです。
議連にそんな気がなくとも、戸定梨香ちゃんの名前にどれ程のマイナスなイメージがついたか。戸定梨香ちゃんの尊厳にどれ程の傷がついたか。
こんな事、少し考えればわかるでしょう。市議会議員になるような大人ならば尚更。
風評被害という概念を、頼むから持ってほしい。
ここまで言ってもなお、議連は「戸定梨香を否定するなど、そんなつもりはない」等とほざくのだろう。ならば言わせてもらう。
松戸警察や戸定梨香ちゃんには、女児を性的な対象として描き、女性の定型化された役割に基づく偏見及び慣習を助長し、子供の教育に悪い動画を公開したつもりは一切ない！ふざけた因縁をつけるな。
終始他人様に対して舐めた言動を取り、動画削除の全責任を警察に擦りつけ、挙句はふざけたチラシを配りながら自分の言動は最善の相で解釈してほしいなど、それが大人のやる事か？真に子供の教育に悪いのは、貴様等の卑怯で無責任で想像力に欠けた振る舞いだ。いい加減に逃げ回るのを止めろ。
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