見出し画像

世界フライ級ノンタイトル10回戦 京口紘人 vs ビンス・パラス

 韓国の首都ソウル、パラダイスガーデンでおこなわれた、表題の試合について判定結果が論議の的になってます。自分は、この試合を観ていないのですが、日本人関係者からは京口選手の勝ちだったんじゃないか。という意見も多く、今後の判定基準を巡っては少々困惑する期間が続くかもしれません。
 基本、試合を開催する国や審判によって、判定基準が異なるのは、おかしな事だと思います。主要4団体の内、4回毎に採点を発表する形を取っているのは、WBCのみです。これだと、審判団の判定基準の傾向がわかり、その後の試合に活かせます。
 プロのリングで、「あれ?」勝者は逆じゃないという試合は、稀に見られます。ボクシングの場合、一つの勝ち負けが、その後の人生を左右して行きますから、やはり試合前に審判団と選手両陣営とのミーティングを行い、判定基準をきちんと詰める作業が、今後必要じゃないかと思います。審判団も人間ですから、好みのスタイル等有ると思いますが・・・。
 一度降った採点結果は覆りませんから、今回のような場合は、再戦を行う等の措置が取られても良いと思います。
 なるべく、このような後味の悪い試合は、無い方がいいですね。折角、日本ボクシング界が盛り上がっているところに、水を刺すような出来事は、極力避けて欲しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?