見出し画像

FISアルペンスキーWORLD CUP女子23/24

 ウィンタースポーツであるアルペンスキーワールドカップも、今季
終盤戦を迎えている。回転(SL)、大回転(GL)、スーパー大回転(SGL)
、滑降(DH)の種目別総合得点で争われるレギュレーション。
 今年は、スイスのララ・グート・べラミ選手が好調で、3月10日時点で
総合ランクのトップ。過去2シーズン女王の米国ミカエラ・シフリン選手
(3位)に、350点の差をつけてます。2位イタリアのフェデリカ・ブリノン選手にも270点差。
 種目別で見ると、回転はミカエラ・シフリン選手が1位(730点)。大回転は、ララ・グート・べラミ選手が1位(745点)。スーパー大回転も同選手が1位(540点)。滑降も同選手が1位(369点)と3種目でナンバーワン。
絶対的な強さを見せつけています。
 ミカエラ・シフリン選手は、回転・大回転等の技術種目を得意としており、ララ・グート・べラミ選手は回転にはエントリーしておらず、高速系種目を得意とするオールラウンダータイプの選手のようです。
 シフリン選手も滑降には数回出場してますが、ランキング20位。トップ
レベルの選手になれば、どの種目でもこなせるようですが、様々な理由から
エントリーしたり、しなかったりがあるようですね。シフリン選手は、現在
ワールドカップ91勝。今季100勝に到達するかにも注目が集まってます。
 残年ながら日本人女子選手で、このワールドカップに絡める選手は居ない
です。30人までの第二シードにもランクされず、調子が良い大会で二回目に
進むのが目いっぱいのようです。日本人は、どうしてもスピード系の種目は
苦手なような気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?