「プロレスラーの病と最期」


YouTubeにプロレスラーの病と最期というシリーズがある。
上記に貼ったものだけでなく、他のレスラーのものもあるので
ぜひ見てみてほしいのだが、本当に壮絶である。

よく太く短くと言うけども、レスラーのそれは本当に極太で極短といっていいだろうと思う。

レスラーの全盛期というのはそれはもう華やかで、体や顔全てからエネルギーが漏れているかのような、すごい輝きを放つ。

しかし、そこで特に昔のレスラーだが、健康面での知識が不足するために、その体を維持する暴飲暴食、まあほとんどがこれなのでしょうか、がもとでとんでもない不幸へと見舞われていく。

私がみた中で多かったのはまずは糖尿病。

あれだけ素晴らしい肉体を維持しながら、中身がぼろぼろという、、、

しかも、知識が不足しているから、当時のレスラーは治し方がわからず、どんどん悪い方向にいってしまうという状況。

特に猪木の話は凄まじかった。

1日の摂取カロリーがなんと15000キロカロリー。
そしてあれだけ激しい運動やトレーニングをしても、消費カロリーは4500キロカロリー。
そりゃ糖尿にもなりますよね。

重度の糖尿になって、もう血糖値は通常人の数十倍、医者からはしにますよと言われ、食事制限を言われるがここからがすごかった。

まずは医者の進言を拒否。

元気が出ないのはエネルギーが足りないからだと、さらに食事を追加 笑
笑い事ではないが、本当にすごい。

そして動けないからといって(それは血糖値のためなのだが)水風呂に氷を入れて氷ぶろで目を覚まして活動というとんでもない根性療法。

しかし、彼はこれで乗り切っていたという事実。

その後、また極端な3食キャベツ丼というお米にキャベツだけという生活で血糖値が激減していくのだからもう訳が分かりませんが、本当に訳のわからない根性の世界で、そしてその中でも生き残ってきた猪木。いったい彼は今の科学的な管理で生きていたらどれだけのパワーを出していたのかと思うと恐ろしいものがあります。

元気ですかーといっていたときに、自分はもう倦怠感でフラフラだったという 笑
いや、すごい話ですね。

とにかく何が言いたいかというと、プロレスは先取り、人生を一気に凝縮して先取りしてしまう。だからその後が大変なことになってしまう。

今のレスラーは知識も豊富できっと食事や栄養や、体重などもコントロールしているのだと思いますが、やはり、食事は重要だなと改めて思ったのと、極端なことをやればそれだけやはり極端なことが生じてしまうということだなと思った状況でした。

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