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「本を読んできて思ったこと」

結構な数の本を今まで読んできて思ったことを書きます。

本といっても自己啓発や知識、あるいは精神医学や人間行動に関する本になります。小説などではありません。

これらの本を読んできて思ったこと。

・結構な長さがあったが、読み終えたら3行くらいでまとめられる内容だった本があること
・難解ではあるが、古典でもあり、やはり長く読み継がれてきたものはハズレが少ないこと、というかほとんど外れないこと
・医学に関するもの、人間の精神医学などに関することは欧米が進んでいること、そしてやはり翻訳により難解でもあるが、読み終えるとそれだけの意味があることが多いこと

がまずあった。

あとは

・良い本の私の定義だけども
◉知らないことを知ることができた
◉今まで思っていたことと違う、いわゆる目から鱗の内容であったが(あるいはそう思っていてもどこか疑心暗鬼であったが)、その本を読むことで完全に信じられるようになるもの。
◉そのために、出ている理論がまずあり、そしてそれを裏付けるエビデンス、事例が的確で豊富であること。うなづかざるを得ないこと。
◉誠実であること、1側面だけではなく、反証も設けた上で丁寧にそれを否定していること。非常に理論的であること。

と思っています。

しかし、上記とは全く違う形で

・作者の魂の叫びが記載されており、理論的・実証的ではないが、とにかく心を揺さぶりまくるもの。どうしても、突き刺さって心に影響を与えるもの。

もある。少数ではあるが、こういった本に出会うとこれはこれでまた離れられなくなる。私にとっては
「人生で起きること全て良きこと」 田坂広志先生
の本はそれにあたる。あと、
岡本太郎先生の「自分の中に毒をもて」
も同じ効果があった。

いずれにしてもこういった本は最近思うに、難解で簡単には読み進められない本が多い。でも読後頭にきっちり残っている。逆にサラッと読めたけども何も残っていないみたいな本は結構多い。

思うに、読みながら考えている、逆に考えないと読めない本はそれだけ意味があって、頭に揺さぶりをかけているのだなあとも思う。

なので、最近は結構最初から難解な本を求めることが増えてきた。

そうなると、時間がかかるし、読んでいる間もしんどい。でも読後に頭に残る影響が全然違うので、読んでいる。

この年になって読書にまだ気づきが発生するとは思わなかったけども、良い気づきだったなあと思っている。


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