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テレワーク・妻から見た景色

うちのご陽気なパパは、緊急事態宣言が再発令されてから、テレワークの日がさらに増えています。

約1年前から週に一度はテレワークとなって、そのときも「へーっ。新しい時代だなあ」なんて思ったものですが、

その頻度がもっと増え、どっちか言うたら「基本テレワーク、たまに出社」っていう感じ。

思ったより今回の緊急事態宣言がなかなか解除されないので、「それなら定期1か月分払い戻せばよかったよ~」と思ってます。

というのも、キッチンの生ごみを包むために広げた古新聞に、「定期の払い戻しが多すぎて現金が足りなくなった」という鉄道会社の駅員さんのはなしを読んだからです。そうか、その手があったか。時、すでに遅しです。

それはさておき…

以下本題。

テレワークでわかった
主婦の大変さ、というはなし

テレワークをするようになって、日々主婦、特に小さいお子さんがいる若いママが、いかに大変なのかがわかった、という記事をときどき見かけます。

テレワークによって、そういうことに気づいてもらえたなら、とてもいいことだと思います。

が、

わたしが今日、書くことはそれではありません。

パパの仕事を垣間見る

これは、うちの子どもがもう大きくて、小さいお子さんがいるおうちより相当ママ(わたし)が時間や気持ちに余裕がある、ということを前提として書いてるので、まずそこんとこをご了承いただきたきたいです。若いママは、誰よりも大変です。

だから、そういうママさんには周りのひとは、思いやって優しくしてあげてほしいなあと、思っています。

前置きが長くなりました。

うちのパパのテレワークが増えて、わたしが思ったのは、「パパも頑張ってるんだなあ」ということです。

サラリーマンは、基本的に仕事する姿を奥さんや子どもたちは見ることがなく、

ぐだっとしてるところ、

好きなことして楽しそうにしてるところ、

テレビみて、めっちゃ笑ってるところ、

などを見ることがほとんどであり、

家にいて、家事が終わらないわたしや、宿題やテスト、部活の練習など、やることが家に帰ってきてもいっぱいある子どもたちからすると、「いいなー、ゆっくりできて」くらいに思っているとこがあります。

だけど、やっぱり、一家がなんとか暮らしていくだけのお給料をもらうには、それなりの仕事をしないといけないわけで。

テレワークによって、ちょっとその一端を感じることができたと思います。

パパはパパ部屋が住処なので、仕事ももちろんそこに籠ってやってます。

たまにごみの収集に入ったりすると、

パソコンを見つつ、なんだか難しそうな数字がいっぱい並んだ表に、かちゃかちゃなんか書き込んでいたりします。

掃除機をかけようと廊下に行くと、

営業の電話をかけてるっぽい口調が聞こえてきたり、

本社の上司さんと相談してる様子だったり、

若い部下さんに指示だしたり、励ましたり、

そういうことをしている様子が、パパの部屋から漏れてきます。

そういうのは会社で普段はやることだから、わたしには見えません。多少、仕事のはなしをしてはくれるけど、まあ、基本はよくわからないです。

でも、ちょっとそういう雰囲気はテレワークでわたしも垣間見ることができ、なんだかやっぱり、この厳しい世の中で一生懸命なんとかしようとしてるんだね、ということはわかる気がします。

子どもたちは、パパがテレワークしてるときはだいたい学校で、かえってくるともうパパは走りに行ってたり、お風呂に入ってたりするので、あまりそういう場面も見ないし、自分のことに必死で興味もないかもしれないので、相変わらずな感情しかないかもしれません。

でも、わたしはちょっと、やっぱりパパも大変だよね、と具体的に思うようになりました。

主婦の大変さをもっと世間が認知してほしい、という流れはいいことだと思うし、わたしもそう思います。

だけど、まあね、パパたちも大変だよね。

お互いさまだよね。って思ったりする今日この頃です。

でも、家事する主婦はなんといっても無償だからなあ。そういう意味では、やっぱり今まで通り、「あたし頑張ってる」アピールをゆるめるつもりは、

ない。

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