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    鉄道の写真を撮りに行った際の想いをまとめています。

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なぜ写真を撮るようになったかという話1

 今から13年くらい前だっただろうか、コンパクトデジカメを親に買ってもらった。中学入学間近の3月だったと思う。初めてのマイカメラだった。  私は旅行好きの親父の影響で、幼いころから色々なところに連れて行ってもらっていた。当時は埼玉県に住んでいたため、よく北海道や東北方面に出かけた記憶がある。小さい頃は一緒に旅行していたが、小学校の中学年ころからは一人で出かけることが多くなったと思う。なぜ一人で出かけるようになったのかと言われれば、やや記憶はあいまいだが、おそらくその頃から「

    • 消えゆく北海道の鉄道

       北海道の鉄道の歴史は1880年に小樽から始まった。三笠の幌内炭鉱から石炭を輸送する目的で敷設されたのだ。次第に道内各地で開墾が進み、主に石炭や木材、農作物の輸送のために縦横無尽に張り巡らされていった。ところが1950年代にエネルギー革命が起こり、石炭の需要の低下とともに数々の炭鉱が閉鎖されると、その輸送を担っていた鉄道も役割を失っていった。ピーク時はおよそ4000㎞あった線路も今では2500㎞程である。  現在のJR北海道の路線のほとんどは不採算路線であるが、その中でも特

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