イクサラン:失われし洞窟にむけてポリシーの変更

Toby Elliot氏のblogでアナウンスされた、IPGとMTRの変更についての記事の和訳です。各文書の発効日は下記「新しい文書」内の日付をご参照下さい。

原文はこちら
https://blogs.magicjudges.org/telliott/2023/11/13/policy-update-for-lost-caverns-of-ixalan/


新しい文書
IPG(原文)/(和訳)  | MTR(原文)/(和訳)


やぁ、お待たせ。

これは大きな変更じゃない。ちょっとした微調整と少々のクリンナップだ。

大群もまた奇襲できる

前回のアップデートで、公認のカードの新たな定義をリリースしたとき、私たちは次回のアップデートでパッチを当てなければならない奇妙な状況が沢山あるだろうと確信していたと思う。要するに、過去30年の間、山ほどの奇妙な製品がリリースされているので、何か見落としがあるはずだったのだ。

驚くべきことに、1つだけだった!オリジナルの『テーロス』ブロックには、「神々の試練」の大群デッキが存在した。これらのデッキに含まれるカードは通常の製品とは異なる裏面を持っており、マナ・コストを持たないため通常ではプレイはできないものの、認定イベントで使用可能なカードの新たな定義に合致していた。そのため、これらのカードも、「Heroes of the Realm」シリーズのカードと並んで紹介されることとなった。

もう一つの変更は前回の記事で予告した通りだ。サイズを超えているものやサイズを満たしてないものはマジックのカードではない、という前提のもとそれらについて言及していなかったが、十分に混乱が起きていたので「規定のサイズ」の定義を含めた。これらの規定は厚みについても含んでいるので、メッチャ丈夫な統率者カードをデッキに忍ばせておくことは出来ないよ!

クイックヒット

  • 2022年4月にジャッジ・アカデミーは、「意図的な性別の間違いは〔非紳士的行為 ─ 重度〕であるという声明(リンク先は英語)」を公表した。それに対応するために〔非紳士的行為 ─ 重度〕のルールを変更する必要はなかったが、例として追加した。

  • 相棒(コンパニオン)は現在まで、ゲーム開始前の手順には含まれていなかった。どのような場合に提示された、されてないと考慮されるべきなのか、という手引きを少し追加した。基本的には、一度でも提示すれば、それを変更しない限りそのマッチの間は問題ない。

  • コンパニオンといえば、マッチ終了時の手順に、テーブルを離れる前に結果を提出する必要があることの注意をプレイヤーへ促す文言が追加された。近年、結果の未提出が問題となりつつあるが、この問題への対応は地味なところから始めるつもりである。この文言によってジャッジは、プレイヤーが忘れたときにより明確に指摘できるようになる。また、物事の流れがもう少しスッキリするように、2.4と2.5を入れ替えた。

  • 新たな〔デッキの問題〕に対する修正の文言で、いつ修正を適用するのかを相手が選べるということについて少し混乱があったため、手順を適用する順番を明確にするために書き直された。

以上だ。

LCIプレリリースは楽しんでもらえたかな?貢献してくれたCharles Featherer、David Larrea BaezaおよびBryan Prillamanに感謝を!

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