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あなたの喋りに必要なのは「技」ではなく「熱」だ!



"話し方を変えたければ生き方を変えろ!"



「喋りは生き方が9割」


22世紀に「広辞苑」から"人見知り"を削除

もっと自分を解き放ち自由に喋っていい

日本フリートーク協会代表理事ターキーです



PINK FLOYD


FM-Hanakoで時々流すアーティストです


「ピンク・フロイド」


日本のコミュニティラジオで流すDJ

ボクぐらいだろうと変な自信があります


3月はあの歴史的なモンスターアルバム

8枚目のアルバムが発表された日なのです

1973年3月1日に本国のイギリスにて発売

ちょうど今年で48年が経ちましたね


『THE DARK SIDE OF THE MOON (狂気) 』


バンド初となる全米チャート1位

なぜか本国の全英チャートは2位

日本のオリコンチャートでも2位


その後15年間741週にも渡り

全米アルバムチャートにランクイン

カタログチャートでは30年以上ランクイン

全世界でのセールスは5000万枚以上です


ちなみに一番売れてるアルバムは?


『Thriller (スリラー) 』


あのMichael Jacksonのアルバムです

これはもうギネス級の売り上げですね

世界で2番目に売れてたアルバムとはいえ

日本では考えられないチャート動向ですね


JAZZアルバムの「狂気」


JAZZアルバムにもあるんですよ

セールスという意味ではありません

アーティスト渾身の歴史的名盤がね

それがこの作品です


『A Love Supreme / JOHN COLTRANE』


ローリング・ストーン誌

「史上最高のアルバム500選」の第47位

JAZZでありながらコンセプトアルバム

プログレッシブロックみたいに壮大です



そしてテナーサックスの名盤

このアルバムも僕は好きですね


『 Blue Note 1558 vol.2 / SONNY ROLLINS 』


このアルバムの注目されているところ

「ソニー・ロリンズの演奏ミス疑惑」

いやミスではないようなんですが

そんなふうにも聴こえる楽曲がある


『 WHY DON'T I 』


いきなり一曲目にクレジットされてます

SONNY ROLLINSとART BLAKEY(Dr)の絡み

4分29秒あたりのところがどうも怪しい…

ドラムソロなのにロリンズの音が入ってくる


これは意図的なもなのか?

それとも果たしてミスなのか?

1957年に録音されたアルバム

あえてリテイクしたものは出さない


「間違いが間違いに聞こえなくなる」


これもアドリブの真骨頂ですよね


あえて低い評価の人


HANK MOBLEY(ハンク・モブレー)

SONNY ROLLINSと同じテナーサックス奏者

MILES DAVISのバンドでも演奏してました

ただあまり評価が芳しくない人なのです


理由のひとつで明らかなこと


「バンド前任者の印象が強すぎる」


MILES DAVISでのバンド

ハンク・モブレーの前任者は誰か?

さきほど挙げたSONNY ROLLINSです

なので悩みは尽きなかったでしょう


でもねリーダーバンドでの作品

いい意味で好き勝手出来るのです

だからこの作品の評価は高いですね

MILES DAVIS時代の盟友とも組んでいる


JOHN COLTRANEと比較されたり

不遇の現役時代ではないでしょうか

でもそれにめげず躍動感溢れる作品

是非とも聴いてみてくださいね!


さて話は戻りますが…

さきほどの『SONNY ROLLINS』の疑惑


仮にですよ


これがロリンズのミスだとしたら

本来ならリテイク(録り直し)です

アルバムは後世に長く残るものです

ひよっとしたらしていたかもしれない


ところが後世に残っているもの

この「疑惑テイク」が残っています

でもこんなことはこのアルバムだけやない

他にも色んな音源でそんなのがあります


じゃなぜ録り直した「完璧」テイクでなく

疑惑のミスともとれるテイクを残したのか

これはもう答えは単純明快なんですよね

ようは演奏している本人たちの気持ちです


「ミスはしたけど

 こっちのほうが気持ちが乗ってる」


録り直してノーミス演奏ではあるけど

2回目がゆえに気持ちが乗ってこない

それゆえ聴く側も熱さを感じられない

こうなるとやはり1回目になるわけです


これは1930年代のカントリーブルーズ

ロバート・ジョンソン等が活躍した時代

音源を聴いてると明らかにミスしている

でもそのまんま踏み倒して続けてますね


時にはイントロなんかでミスすると

途中で演奏を止めアタマからやり直す

その流れをそのまま残した音源もある

ボクはこういう時代の音源は好きですね


これって喋りも同じなんですよね

やはり「想い」であり「熱」なんです

上手く喋っていても全然伝わらない

そんな喋りをする人がなんと多いことか


喋りの目的はキレイに喋ること?


「それは違う」と断言します


技術はどうでもいいって話やない

技術ばかりを求めてる人が多すぎる

なのに中身がスッカスカな人が多いんです

そんな人に限って技術でカバーしようとする


少々たどたどしくてもいいから

少々噛んでもかまわないから

イントネーションなどどうでもいいから

あなたの「想い」をガンガンぶつけなさい


狂気じみていると言われるほど

あなたのゆずれない想いを持って

それを「伝えたいんや!」という

誰にも負けないストイックさを持とう


噛んだり

間違ったりすること


それは決して“悪”じゃない!  

そんなことより

もっと大切なことかある

あなたがあなたでいること

あなたがあなただけの言葉を持つこと

噛むことより

間違うことより

あなたがあなたでなくなることを憂うこと

だから…

「技ではなく熱を追求しよう」

あなたの喋りにもっと狂気を!

小手先の技術などどうでもいい!

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