国産材製材の“実力”を豆原会長と考える・さらなる飛躍への課題(上)
国産材の供給量が確実に増え始めている。平成17年の木材自給率は7年ぶりに20%台に回復する見込みだ。国も「林業・木材産業の再生」を来年度予算要求の柱に位置づけている。では、今の国内製材業界はどのような状況にあるのか。国産材復活の兆しがみられる一方で、廃業・倒産に追い込まれる製材業者も後を絶たない。
そこで、昨年3月に大手国産材製材業者が大同団結して発足した「国産材製材協会」(第266号参照)を率いる豆原義重会長と遠藤日雄・鹿児島大学教授に、現状と今後の課題を論じ合ってもらっ