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活躍するJFC:長谷川大知さん編

こんにちは!JFCネットワーク事務局です。
今回は、JFC(Japanese Filipino Children)の1人である、長谷川大知さんをご紹介します。
長谷川大知さんは、11月3日に開催されるJFCフェス「Made in Japan」、「父の国・母の国をめぐる旅」の出版記念イベントに出演します。

長谷川大知さんご紹介

1.ご自身について教えてください。
長谷川大知と申します。私自身も、フィリピン人の母を持つJFC (Japanese Filipino Childrenです。歌ってビートボックスをする、ヒューマンビートシンガー (Human Beat Singerヒューマンビートシンガー) の、「Viva」という名でも活動しております。現在は、ヒューマンビートシンガーとして音楽活動をしながら、フィリピンにルーツを持った人のストーリーを音楽で伝えるという活動しています。実際に当事者にインタビューをして、その話をドキュメンタリーとしてまとめながら、その話をもとに音楽を作成しています。

2.作品をつくる時に大変だったことを教えてください。
大変だったことは、当事者の想いを音楽に落とし込む時に、当事者の気持ちと音楽で伝えたいことに大きな相違がないように作ることです。ストーリーを音楽で伝えるということは、単なる音楽作成ではなく、当事者の気持ちを音楽を通して他の人に体感していただくことになります。音楽は、主観の含まれる芸術活動だと思うので、多少の作者としての自分の感情が入ってしまうことは否めないですが、そこで当事者から離れてしまわないようにすることが大事ですし、少し大変なプロセスではあります。
 
3.イベント参加者へのメッセージ
今回は、私のような音楽だけでなく、様々な形でJFCのストーリーを体感すると思います。それぞれのストーリーにはかけがえの無い、大切な体験や感情が含まれております。単に言葉で伝えるという枠を超えた表現方法は、普段では感じることのできない感情を受け取ることができると思います。この経験は、他者を理解する上で重要だと思いますので、ぜひ今回のイベントで、JFCの感じてきた感情を受け取っていただければと思います。


(大知さん提供)

 
☆☆長谷川大知さんからのおすすめ☆☆
①JFCの話を元にビートボックスの曲です。

 ②フィリピンにルーツを持つ人のストーリーを伝える卒業プロジェクトのまとめ動画です。


JFCフェス

「Made in Japan」「父の国・母の国をめぐる旅」出版記念イベント
※「JFC」は「Japanese-Filipino children」の略称です。
日程:2022年11月3日(木曜)(祝) 
場所:新宿NPO協働推進センター501号室(https://snponet.net/%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b9/)
時間:13時半開場、14時開演、16時まで
プログラム内容:JFCたちのパフォーマンスと語り
 
JFCネットワーク20周年記念イベントとして、2014年に「JFCとして生きる私の人生」エッセイコンテストを実施しました。コンテストに応募のあった中から優れたエッセイをまとめた「Made in Japan」がフィリピンのアテネオ大学で2018年10月に出版されました。その後、2020年9月、日本語訳本として「父の国・母の国をめぐる旅」を発行しました。今回のイベントでは様々な才能持つJFCたちのパフォーマンス(歌、詩の朗読、ビートボックス)の他、エッセイ執筆者からの語りも交えながら日本人としてフィリピン人として生きるJFCたちの声をお届けします。
 
ご参加される方は、Peatixにて事前にチケットのご購入をお願いします。
https://jfc-fes.peatix.com
 
Peatixの手続きが難しい場合には、以下のいずれかの方法で私たちにご連絡を頂き、当日のお支払いでもご参加いただけます。
メール:jfcnet@jca.apc.org
電話・FAX:050-3328-0143
 
みなさまのご参加をお待ちしております。
 
 

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