![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67237426/rectangle_large_type_2_9730408e1e3e3d2e034e41fea9dccc2c.png?width=1200)
真空管ラジオをレストアしてみている。 1台目 (1) 電源周辺 その2
それでは、トランスを巻き始めます。その前に準備したものをLISTにしておきます。
巻き線は、古いものは被覆にダメージがあるとショートするなど危険なので、新しいものを使用します。PEWがよさそうですが、今回はUEWを使用します。
0.16mmΦ UEW
0.2mmΦ UEW
0.5mmΦ UEW
絶縁紙として、秋月電子で買い物をしたときに商品を入れてくれるクラフト紙の袋
手持ちであったポリミイドテープ
青黒緑黄色のAWG20の耐熱ワイヤー
絶縁・巻き線固定用ワニス(オヤイデ電気の小瓶)
これらを使って巻いてあったとおりの順にボビンに巻いてゆきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1638852416118-cVDAPQhKhX.png)
下記のベーク製のボビンに綺麗に隙間をあけずに巻いてゆきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1638852657119-m6U1Ff9scv.png)
一段目を巻き終えたところ
![](https://assets.st-note.com/img/1638852813136-tFnhAlzueX.png)
全体で約1,200Turnも巻きますので、できれば自動カウンター付きの巻き線機が使えると巻くことに集中できて気分も楽になると思います。
下記はトランスを巻くためのものではありませんが、三角錐の所に空回りしないようにボビンをセットしてハンドルを回して巻いてゆきます。この巻き線機では線の横方向への送りができませんので、そこは手で巻きながら綺麗に巻いて行くことになります。巻き数を数えながらだととても大変なのですが、巻き数を数えなくてよいので巻き線に集中できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1638858253030-XAIFz00Nrx.png?width=1200)
この巻き線器は、ハニカムコイルを巻くために試作したもので、この巻き線機についてもそのうち記事にして行こうと考えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1638877065617-dGIMlqqL0r.png)
<次の記事>
<前の記事>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?