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B014 階段ファイルを使う(2)

A4サイズのルーズリーフバインダーは9mmピッチの30穴です。B-TAO用紙の13穴も同じピッチですので、30穴のバインダーに一穴ずつずらして綴じると、1ページ当たり18枚のカードを綴じることが出来ます(次のページを作るには、セパレーターを挟みます)。各カードは上部9mmがそれぞれ見えることになりますので、ここにそのカードの表題を書くことが出来ます。このために作られた罫線が「トピックシート」です。こんな風になります。住所録をお見せできればいいんですが、実物はいろいろ問題があるしダミーを作るのもめんどくさいので、これでカンベンです。

A4バインダー

カードはかなり面積がありますので、住所以外、その人に関する様々な心覚えを自由に記入することが出来ます。面積が足りなければ、ページを足せばいいし、住所が変わったら前のを捨てずにその上に綴じればいい。つまりその人に関する交遊録が自動で出来ていきます。また、ほとんど付き合いのなくなった人のカードは抜いてボックスに移し、アクティブなデータだけのファイルにしておきます。

業務関係で作るときは、名刺をカードにコピーして表題をつける、という手もあります。簡単なスキャナーで名刺をスキャンし、画像にしてカードサイズに用紙設定したシートにコピペ、表題をつけて印刷すれば終わりです。これはパソコンのストーレージにもファイルを保管しておきます。

このためのA4ルースリーフバインダーは汎用のもので構いません。ただし、通常のA4バインダーはリングサイズが20mmです。B-TAOのものは30mmで、かなり大量のデータをファイリングすることが出来ます。

もちろん、こんなチャチな方法は役に立たないよ、という方も多いと思いますが、世の中は千差万別。なんだこれでいいのか、と思われる方も多いのではないでしょうか。


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