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職場におけるポジショニング戦略の例。

昨日は、ポジショニングの大切さと見つけ方について書きました。

圧倒的スキルの前ではポジショニングが大切。

と言っても、簡単に見つかるものではありません。

やりたいことが見つからないとか、
好きなことが見つからないと言っている人こそ、
立ち位置が見つかっていないと思う。

そういう方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。


さて、本日は、職場におけるポジショニング戦略の例について。

同僚が具体的にどんなポジショニングをとっているか、考えてみます。


K氏

K氏は、好きなことをとことん伸ばすタイプ。
嫌いなこともはっきりしている。

一言でいうと職人タイプ。

K氏の上手いところは、周りにも公言しているところ。

「〇〇は好き」「〇〇は嫌い」

メリットは、公言することで、周囲が勝手に合わせてくれること。

このタイプは、自身の中にはっきりと好きなことがある人や
永遠に続けられることがある人に有効な戦略。

一方デメリットは、
評価も二分しやすいこと。

マイナスのレッテルを貼られると不利に。

自身の好きをどれだけ伸ばせるかがポイントになる。


T氏

小器用なタイプ。
全方位型で、彼に任せておけば大丈夫という安心感も。

安心して任される反面、無茶な仕事を請け負うことも。

自分の中で明確な判断基準を持つことが重要。

また、このポジションはストレスも多い。

愚痴をこぼすとマイナス評価になることも

自分は「稀有な存在だ」と前向きに取り組むことが大切。

柔軟に立ち位置を変えながら生きていける
器用なタイプ。


H氏

工場で唯一無二の知識をもつH氏。

上司や部下からの信頼も厚い。

圧倒的才能タイプ。
(努力あっての才能。誤解なきよう。)

H氏に勝つには、知識もスキルも経験も並大抵では敵わない。

同じやり方では、後釜にしかなれない

仕事の核を見抜き、いち早くポジションどりできる能力や感度が
人一倍高い。


Y氏

T氏と似ていて、マルチタスク型。

ポイントは、T氏にはできないことができること。

T氏ができないことを探し作業シフトした戦略家。

悪く言うとハイエナタイプ。

隙間を見つけるのがうまいが飽きっぽいのが難点。


まとめ

職場におけるポジショニングは色々なパターンがあるが、
おそらく以下のようなパターンが多いと思う。

①わがみち。職人タイプ。
②器用。マルチタイプ。
③王道。ピッチャーで四番タイプ。
④奇策。ハイエナタイプ。

どれが正解ということはない。

自信がある人は、王道で戦うのも良い。
戦略で挑みたい人は、奇策でも良い。

また、これらは環境によって変わる。

中学生のときは勉強ができたのに、
高校では下になることだってある。

環境はいつも残酷。

だからこそ、その環境で自分を輝かせる道を見つけるしかない。

他人を観察して、自分を見つめる。

自分の生きる道は?

そして、生存確率を高めていく。

スキルだけでは足りない。
スキルよりもポジションが大切。





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