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その2 病気と感謝

2023年 WBC。

侍JAPANを世界一に導いた 栗山監督。

その監督の苦難の現役時代復活の軌跡を辿ってみました。

というか、先日のテレビの特集をまとめさせていただきました。笑


第1回目はこちら▽

(あらすじ)

プロ入りそうそう、レベルの高さに自信を失った栗山さん。

そんな栗山さんを救ったのは、

当時2軍監督だった内藤監督のこの言葉

「栗、他人と比べるな」

「お前がちょっとでもうまくなったらそれでいいんだ」

この言葉をいただいてから、

エラーしても このエラーが次に繋がるんだっていうふうに思えるようになった」

といいます。

その後、1軍入りを果たした栗山さん。

しかし、そんな栗山さんを突然の病が襲います。

メニエール病。

第2回は、メニエール病と戦った栗山さんの苦悩と復活の軌跡を辿ります。


(メニエール病:めまいや吐き気を繰り返す病気)

栗山さん曰く

野球やってて 急に目が回って倒れる っていうのを繰り返すんですよね。

何でそうなるのか 何で俺だけそうなんだよって。

努力させてくれよみたいな。

やっと野球が見え始めてるっていう時だったので。

一軍入りした栗山さんを襲った 突然の病。

症状は良くならず 焦る。

その後入院をすることになった栗山さん

病院に入院してると いろんな病をもった人たちが病院にいて

僕の場合は メニエールで死ぬわけではなかった

そういう いろんなものを抱えてる人たちが

それでも本当に明るく 一生懸命がんばっている姿っていうのを

入院すると目にするわけですよね。

病院で必死に生きる姿を目の当たりにした栗山さん。

ある思いが湧き上がる。

なんか 「お前 何言っちゃってんの?」みたいな。

「何でお前 そんなんで下向いてんだよ」みたいなことを
 
思わせてくれる人たちがいっぱいいた。

そんな入院生活の中、さらに前を向くきっかけとなった出来事が。

入院してる時に 母親が来て

僕が寝てると思って 誰かとしゃべってたんだと思うんですけど

その・・・「私が代わってあげたかった」って言って

泣いている姿を見た時に

「これ以上 親不孝しちゃいけない。

絶対 親のためにも元気にグラウンドに戻んなきゃ」
って。

この病気や出来事からあることを学んだと言います。

野球とかって うまくいかないことが多いんですけど

野球やらせてもらえるだけでも 本当幸せなんだって

心の底から思える状況を作ってもらえた。

ですから メニエールになってグラウンドに戻れた時に

今までは

「打てなかったらどうしよう」とか
「結果が出なかったらファームに落ちる」とか

いろんなこと考えて 野球やってたんですけど

思いっきりバット振ってる自分がめちゃくちゃ嬉しくて。

何かこう 本質的なものに触れるチャンスを

やっぱり そういうピンチの時って与えてくれるのかな。


僕にとっては すごく大きかったかなっていうふうに思います。

病を経験し、

プロの世界では 自分だけが辛いように見えた状況も

病院という環境では

もっと辛い想いをしている人が たくさんいることを知った栗山さん。


また、自分が下を向いていると

母親にまで辛い想いをさせてしまうことを知った。


「生きてるって当たり前じゃないんだ」

「野球ができるって幸せなことなんだ」


私たちも生きていると 上手くいかないことがたくさんあります。

「なんであの人だけ評価されるのか」

「こんなに努力してるのにどうしてうまくいかないのか」

「もっとほしい」


そう思うこと自体が悪いとかではなくて、

不満というエネルギーが良くないと思います。


今の状況に不満を持つのではなく、

今の状況に感謝した上で、さらに上を目指す。

こういう心の在り方で居たいものです。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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