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付加価値創出。「やらない」が、価値になる。

福岡の片田舎で製造業リーマンやってます、よへいです。

物事に価値を与え、世に送り出すのが私たち生産者の仕事ですよね。

その考え方は、物に留まらず、私たち人的リソースにも言えると思います。

つまり、「自分にどんな価値をつけられるか?」ということです。

よへいも模索中ではありますが、参考になる例があったので紹介したいと思います。


機能追加ではなく機能削除

価値を高めるとき、やたらと機能を追加しがちですが、機能を減らすことで、価値を生むものもあります。

例えば、耐久性に特化した業務用スマホ。

ロースペックで重たいため、普段使いに適さない代わりに、耐水性や耐久性、防塵性に優れ業務用としての価値があります。

普通であれば使いにくい製品も、使う場面が変われば価値となる。

ロースペックだから価値がないのではなく、スペック以外の価値を見出した好例だと思います。

やらないことを決め、できることを伸ばす

人に置きかえると、なにかを「やらない」代わりに、得意な能力を高めるということだと思います。

その能力が会社や社会に必要な能力であれば、価値は上がる。

あれもこれもやろうとするのではなく、得意な能力だけ伸ばし、その他は捨てるという極端な戦略を取ったほうが、業務用スマホのように扱いやすい場合があるのです。

リソースには限りがある

私たちのリソースには限りがあるため、全ての能力を高めるのは不可能。

譲る部分は譲って、譲れない部分に注力することが肝要です。

大切なことは、「自分に何ができるのか」「何が得意か」、そして「需要はあるのか」を見つけることだと思います。

需要察知能力と、能力を高める力。

やらないことを決めて、なにかに特化することは、市場価値を高めることに繋がるのです。

自分の価値を高め、食いっぱぐれないようにしたいものです。

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