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価値化のコツは?上には上がいる。

自分の価値を見つけるのって大変ですよね。

圧倒的な知識や技能があるならまだしも、凡人が差別化するのはなかなか難しいと思います。

よへいも凡人の1人なので、よーくわかります。


以前勤めた会社では、14年間、工場の機械保全をやりました。会社からは一定の評価をもらっていたし、同僚からもそれなりに信頼を得ていたと思います。

ですが、平凡に流れる日々に嫌気がさし、コロナがとどめを刺す形で転職を決意しました。

「転職して新しい知識技能を習得したい」

「もっと世界を知りたい

人生に厚みを持たせたい」

「自分の腕がどこまで通用するか試したい」

そうイキって転職したのですが、結果的には、「鼻っぱしをへし折られました



世の中には、すごい人が沢山。

頭の回転が早く面白い人。
力が半端なく強い人。
何をやらせてもやれてしまう人。
フォークリフトの運転が神がかっている人。
クレーンの操作がめちゃくちゃうまい人。
水平が見た目でわかる人。
アイデアを形に変える人。
最後までこだわりをもって仕上げられる人。
段取りがよくてめちゃくちゃ仕事が早い人。
長時間労働にも音を上げずにやり抜いちゃう人。

少数精鋭の職人気質の会社に転職すると、力の差は歴然でした。

結局俺のやってきたことなんて大したことないんだな」とついつい思ってしまいます。

ですが!今日はこの考え方に「待った!」です。



確かに、上を見れば、レベルを痛感しますが、下を見ればまだまだ沢山の成長途中の人がいます。全くの初心者だっているでしょう。

去年入社した新入社員からすれば、よへいはかなりの技術者に見えると思いますし、全く別の部署の人から見ても、すごい人と思われると思います。

今をときめく大谷翔平選手にはなれなくても、習いたての子どもにキャッチボールを教えることはできるし、

習字はかけなくても、ひらがなを知りたい子どもに文字を教えることだってできるし、

外国人に日本語を教えることだってできる。

ついつい上ばかり見ちゃうけど、下を見れば手を差し伸べて欲しい人が意外にいるのですね。

つまり、何も無いと思っていても、相手が門外漢や若輩者であれば、価値を生むことはできる。

上ばかり見てたら自分の価値はみえないけど、時々振り返って、「ここは滑るから気を付けて」「ここに段差があるよ」と教えることができれば、十分に価値化可能です



ついつい「何者かにならなければ、価値を生み出すことはできない」と思いがちですが、

案外、自分の軌跡をレイヤー別にして、見せ方や相手を工夫すれば価値化できるということですね。

価値は相対的なモノ。

上ばかり見て「自分は大したことない」と諦めるのは簡単。

大切なのは、「なんとかして価値にしよう」と考えることだと思います。

よへいもまだ学びの途中ですが、この記事が誰かに手を差し伸べる記事になれば幸いです。


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