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モヤモヤしたときの解消法

本日は、著書「地平線を追いかけて満員電車を降りてみた」より、現代を生きるすべての人に読んでほしい1文を紹介したいと思います。

以下引用です。

美しいものを見ているときというのは、「あの子と比べて自分はだめだ」とか「もっと有名にならなくちゃ」とか「将来どうなるんだろう」といった、自分の損得にかかわる、打算的なあらゆることを忘れてしまっています。

「地平線を追いかけて満員電車を降りてみた」紀里谷和明著

モヤモヤの堂々巡り

悩みの多い現代。

悩んだり、人と比べてしまったり、漠然とした不安を抱えたり。

もちろん答えなど出るはずもなく、
頭の中でグルグルグルグル、
心の中はモヤモヤモヤモヤ、
堂々巡りを繰り返す。

社会に出ると、
やれ論理的思考だの、ビジネスマナーだの、べき論だの。

そこに遊びや余白、赦しは皆無。

こどもの頃から、
「枠にハマったお利口で画一的な大人」
たちを作る英才教育を受けて育ったわたしたち。

自分で考える力もなく、
枠からはみ出す力もない。

生きるためには心を捨てるしかなく、
ほんとうに大切なことは後回し。

これで生きていると言えるのだろうか。

アタマで考えなくなる方法

わたしたちは、
息を飲むほどの美しい光景に出会ったとき、
我を忘れてしまいます。

「きれい」

あるいは

「おー」

といった感嘆の声しかでない。
語彙力などは皆無です。
それどころか、言葉にすらならないかもしれない。

こんなこともあると思う。
本当に美味しいものを食べたときは、
「美味しい」
の一言しか出ません。

よへいほどの低民度になると、
「うまっ!」
しか出てこない。

あれこれ余計な表現が出てくるのは、
本心ではないということ。

一目惚れをしたときも同じ。
口をあんぐりさせて、ただ目で追うばかり。

実にシンプルな話です。

要するに、
本当に美しいものを目の当たりにしたとき、
私たちは頭で考えることができなくなる
のです。

最近いつ美しいものを見た?

果たして現代人は、美しいものを見ているだろうか?

心奪われる光景を見ているだろうか?

夜空を見上げ、広大な宇宙の星空を見ているだろうか?

美しい花々、
壮大な山々、
真っ白な雪景色、
夕日の沈む水平線を見ているだろうか?

わたしたちにはもっと、美しいものに心を奪われる体験が必要なのだと思います。

「この景色を見ていたら、なにもかも忘れられるんだ。」

そんな時間が、
わたしたちには必要なのではないでしょうか。

まとめ

もし、心がモヤモヤしはじめたら、
少し時間を作って、美しいものを見てみましょう。

あなたにとって心から美しいと感じるものに
心を委ねてみましょう。

それが、モヤモヤを解消することにも繋がると思いますし、
自分にとって1番大切なことに気づく
きっかけになるかもしれません。

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