【風来のシレン6】とぐろ島の神髄星の石ルート初踏破記録

概要

 風来のシレン6でとぐろ島の神髄をクリア後に出てくる、宿場浜の中心の石碑から入るルート(裏神髄、星の石ルートと呼ばれるルート)を初踏破しました。
 今回の記事では、覚えている限りで振り返りをまとめます。

踏破時の状態

 踏破時は以下のようになりました。壺の中身は杖が3~4本と、白紙が10枚ほど。あとは巨大なおにぎりが2個ほど残っています。復活の草は2つ。

武器は印数問題があり、この形に落ち着いたのは50F頃。
それまではド三獣だけの青神器で戦っていた。
盾は比較的早く完成。米印をつけようとして2回失敗した。
12番目の石が99Fまで出てこなくて、取り逃したか不安だった

今回の攻略方針

 今回は「十分強い装備が作成できれば、対処アイテムは不要ではないのか?」という仮説に基づき、10Fあたりまで強化値確保を最優先にしてアイテム管理をしました。これは表初回踏破時に装備が完成してから、対処アイテムを使った記憶がほぼ無かったことを思い出したためです。
 そもそもシレンにおいて対処アイテムを使う必要のある場面はいかに絞られます。

  1. 何らかの原因でレベルアップし、現在の装備では戦えない強い敵が出る

  2. 特技が強力または悪質で、その特技に対応できない

  3. 複数の敵に囲まれている(モンスターハウス含む)

 1と2については、装備が仕上がっていれば対応できます。どうしようもないのは3ですが、今作では敵を1体ずつ処理することが過去作以上に重要とされており、それを徹底すれば突発的な事故以外での状況発生を避けることは可能です。
 十分に強い装備を確保できれば対処アイテムは最小限でよく、星の石ルートの制限とも合います。なお、ここで言う「強い装備」は「基礎値と強化値の合算が大きい装備」であり「強力な印が入っている」ではありません。後者の場合だと、殴り合いで結局不利になるので足りません。強力な印はもちろん必要ですが、今回は強化値の確保を最優先にしました。

階層別の動き

 2週にわたって配信した結果踏破したので、覚えている範囲で階層別の動きを整理します。

2Fでニギライズをして食料を確保してから、それ以降は60Fまで殆どの階で風が吹くまで粘っていました。避けたのは33~39Fのポリゴンゾーンと、50~54Fのオドロ・チドロゾーン。66F以降は途中まで長期滞在していましたが、稼ぐ必要がない事に気付いて即降りにシフト。かなりのリソースを残してクリアしています。
 各階で根絶やしたのは以下の通り。ポリゴンは根絶やしていませんが、これは山彦香があったからです。

  • 10Fまで

 2Fでニギライズを行い、食料を8個ほど確保。また、3Fまでに2回ほど白紙でモンスターハウスを引き、リソースを確保。この時点でメインとなるトドよけの盾の青神器を確保。また、早期に気配察知を識別することに成功。
 そこからは食料と引き換えに5Fまで粘り、持ち物欄の7割が装備で埋まる。というより、装備以外のアイテムが草と巻物以外ほぼ落ちていなかったので勝手にそうなった。忍者が出始める階層は、粘っていてもリソースが増えず食料を消費するだけなので巡回し終わったら降りていた。
 忍者は火遁が床落ち品焼きをすること、水遁が強化値を下げてくること、初期ポップが睡眠状態だったり土遁が土に埋まったりでその場にとどまることが多いことから、滞在してもうま味が少ないと考えていました。これは正解だったようです。

  • 10F台

 マゼルンを見つけ次第、盾を優先して合成。持ち物欄の圧縮に成功したものの、印の問題から剣にはド三獣印、盾には見握印しか入らない状態に。剣はひとまず別の武器に有用印を集め、最終的に縛水眠回が保留に。
 持ち物欄圧縮完了時点で、攻防共に20台半ばを確保。この時点で戦闘には難儀しなくなる。引き続き強化値を確保し次第、メインに束ねていく。
 トド出現エリアでは限界まで粘り、リソースを確保。「(強化値の確保と空いたスペースにリソースを詰めるために)トド狩りをすることでリソースと強化値を確保する」は仮説の一部としていたので、これが正しいことが確認できたのは大きい。滞在時間が長いため、目配りのお香で同じことは難しいと思うが検討しておく。
 10F台後半になるにつれて、食料がギリギリになる。盾に米印が付いていないことが原因として大きく、米印があるかないかで戦闘・食料の両面に大きな差が出てくることがはっきりした。
 この辺りから徐々に星の石が持ち物欄を圧迫してくる。

  • 20F台

 魔法除け印と催眠除け印がないため、25Fのトドエリアまでは最低限の巡回で降りる。
 後半戦はトドを中心にひたすら狩り、リソースとレベルを確保。ここでも強化値を稼いでいたことが効いており、特攻印が無くてもドラゴンと殴り合うことが出来ている。但し、気を抜くと危険な状態にはなる。
 この時点で、十分な強化値を確保することに成功。また、最終的なメイン武器となる金神器を拾い、保留印をこちらに移す。しかし、この時点でのメイン武器であるド三獣印を混ぜると獣印だけ印不足で消えるので、移行は保留。

  • 30F台

 白紙が無いのでポリゴンの根絶やしは行わない。また、毒消しの腕輪をこの時点で確保していたため、サソリを気にしなくてもよかった。
 長いしても得られるものが無いので、巡回し終わった時点で降りる。この時点で強化の壺を拾えたので、移行先金神器武器と追加予定印である空の刃、拾ったバトルカウンターを詰める。ボヨヨン壁で増やすことに成功したので、増えたほうには桃まんの杖をはじめとした対策用杖を3本入れる。
 保存の壺は確保できていたが容量3の物が混じっており、ただの壺を保存容器にしないと持ち物欄が不足してきた。

  • 40F台

 戦車系を根絶やし。マゼモンエリアではあるが、この時点で混ぜるものは手持ちにほぼ無い。枠圧縮のため、移行先金神器武器と空の刃、メイン盾と強化の壺に入れていたバトルカウンターを混ぜる。
 この時、混ぜ忘れによって米印を付けることに失敗し、貴重な空き印をバトカン印で埋めてしまう。バトカン印は殴り合い回数の多い今作では有用だと認識しているが、米印を付け損ねたミスは大きい。
 タベラレルーの多く出現するエリアであるため、各階で粘れるだけ粘って降りる。竜対策印が入ってないため、連戦になると危険な場面が多かった。この辺りから竜対策印が入っていないことが足を引っ張ってくる。

  • 50F台

 この時点まで毒消しの腕輪を持ち続けていたので、サソリは根絶やしせずに進む。この階層のためだけに毒消しの腕輪を持ってきても良いほどのリターンがあった。
 この辺りでようやく白紙に余裕が出たため、メイン武器の移行を行う。

  • 60F~65F

 長居する意味が全くないので即降り。

  • 66F~70F台

 ここまでに魔法除け印が入っていないことで、ガイコツまてんを根絶やしする他なかった。以前シハンに装備を潰されて諦めたことがあったため、三印を利用して弾かれる状況を極力減らす。
 これ以降は星の石が無い限り、即降りにシフトする。
 ここで盾印に空きが出たので、マゼモンまんを使って再度米印を入れようとする。しかし、メイン盾→おにぎりの巻物→強化値付きのステーキプレートという順で飲みこんだ結果、米印ではなく飢印が付いてしまった。異種合成と正規合成を同時に行うと、正規合成が優先されるのかもしれない。

  • 80F以降

 アークドラゴンを根絶やし。装備をしっかり作ってきたので、冥王は特に問題なし。この時点で持ち物欄がほぼ白紙で埋まるが、既に星の石で持ち物欄が半分近く圧迫されていることから温存。
 12個目の星の石が出ないことに不安を覚えつつ、99Fでようやく見つけて踏破。

仮説の再検証

 今回の仮説は、「十分強い装備が作成できれば、対処アイテムは不要ではないのか?」というものでした。
 この仮説は正しく、有用な印が少なくても十分な強化値があれば戦闘で困ることは激減しました。危険エリアでも立ち回りでリスクを十分吸収できます。
 但し、今回は危険察知の腕輪とトドよけの盾を引けていたことが大きく、この二つが無かった場合はもう少し厳しかったはずです。特にトドよけの盾は稼ぎに貢献しており、これが無かった場合のリソースは厳しいものがあります。毎回引けるものでもないので、目配りのお香が許す限り狩るというので対応できるかは再検証が必要です。

対策アイテムの評価

 最後に、対策アイテムとして抱える物品の評価をまとめておきます。表ルートでは色々抱えて進みましたが、星の石ルートで見直した結果変わったものもあります。常備したいのは以下の8種。

  • 桃まんの杖:最強。強化の壺やクロンの挑戦で回数を増やせるなら優先的に増やす方が良い。

  • 金縛りの杖:常に1本は持っておきたい対策札。使い切ったら武器に混ぜれば無駄がない。困ったら桃まんよりこちらを優先して使う。

  • 土塊の杖:浮島のアイテム回収や水に沈んだアイテムの回収、敵に囲まれたときの緊急退避場所作成に使える。できれば1つ持っておく。

  • トンネルの杖:今作はセキュリティ過剰で入店自体ができない店が頻発するため、押し入るために1本は持っていきたい。ショートカット開通にも使えるので腐らない。

  • 飛びつきの杖:ドスコイ状態を活用しないなら1本は常備したい。水路など侵入できない場所に向かって飛べば高跳び草の代用にもなる。

  • 道具寄せの巻物:星の石ルートでは石回収に必須なので、手に入ったら絶対に残す。道具寄せの巻物の数が星の石の数だと考えていい。星の石回収以外には極力使ってはいけない。表ルートなら10Fごとに使っていい。

  • 混乱の巻物:1本持っておくと安心。でもこれが必要な状況って突発大部屋モンスターハウスぐらいなので、無くても大体なんとかなる。

  • ヤキイモ:これ1つあると、大体の状況が回避できる。割とよく出るので、モンスターハウス突入直後などで雑に食べていい。

 逆に評価が下がったのは以下の通り。

  • 一時しのぎの杖:文字通り問題の先送りなので、処分して構わない。対策札ではなく、オドロ狩りの準備やマゼルンの保留といった稼ぎで使い捨てていく杖。階段サーチは導きの杖で十分。

  • 導きの杖:十分な戦闘力があれば焦って降りる必要はないので、重要度は低い。60F~64Fのような危険エリアで使えたら使う程度。

  • 身代わりの杖:強いっちゃ強いが、これで対応するような状況を作ってしまっていることが問題。身代わりの仕様変更でレベル上げにも使えず、身代わり中に倒すこともできない。余裕があれば持っていいかなレベル。

  • 吹き飛ばしの杖:10Fのマゼルン合成用。それ以降は無理に持たなくていい。

  • 場所がえの杖:これが必要な状況があまりない。でも移動杖は強いのは変わらないので、持ち物欄に空きがあれば持つ程度。

  • 幸せの杖:不幸の杖と合わせるとマゼルン合成が楽になるトリビアはあるが、そんなことしなくてもマゼルンは足りることが多い。さっさとレベル上げに使った方がいい。

  • 不幸の杖:マゼルン合成に使えなくもないが、10F近辺の鬼面武者でのアクシデント対策で使い切って良い。それ以降は不要。これが必要になる場面が出てくること自体、装備の強化に失敗しているのでまずい。

  • 転ばぬ先の杖:要らない。転んだら惨事になる場所を歩くこと自体が間違っているし、水に落ちたら土塊で回収できる。水グモの腕輪も土塊と同様のことが出来る上に、移動に便利。

追記:余談

 記事を書き終えてから考え事をしていたら思いついたことを書き足しておきます。

低層の稼ぎはしなくて良さそう

 装備が完成したら矢を全然使わなくなったので、矢稼ぎはしなくていいと思います。毒矢すらろくに使わなかった。矢を1スタック持つぐらいなら、強化値付きの装備を抱えたほうがプラスになりそうです。でも石は洞窟マムルと亡霊武者対策に必要なので、1種類持った方が良いです。
 稼ぎはトドエリアからで十分…というより、トドが居ないところで長居してもリターンが基本的にありません。

10Fまでは巡回降りで良さそう

 2Fでニギライズできるので2Fから長期滞在が出来るのですが、リターンが経験値と低確率のドロップだけです。6~9Fは忍者によってうま味どころかマイナスになりやすいです。
 こうやって整理すると10Fまで長居する意味がないので、一回りしたらさっさと降りて良さそうです。そうなると2Fのニギライズ自体が不要もしくは少量で済みます。ドスコイ状態を維持するのなら別ですが、無くても十分戦えることは確認済みです。

巻物は異種合成を試してから読む

 巻物の異種合成可能なものはゾワゾワとおにぎりだけで、両方とも有用です。これを入れられるかどうかで戦闘が大きく変わります。
 10Fまで未識別の巻物は全て残しておき、マゼルンに突っ込んでから読む方が効率が良さそうです。勿論、先に盾を作って安全確保する必要がありますが。

おわりに

 星の石ルートはきつい制限というより、発想の転換という趣が強いので表ルートとは別の発見があって面白かったです。シレン5で呪い師の腕輪を使う練習をしていたので、持ち物欄圧迫にも抵抗がなかったというのもあります。
 ただ、星の石ルートを繰り返しやるかというと、こっちだけの特典が無いのと、そもそも表ルートが安定していないので、今は無いです。表ルートで余裕が出来たら、星の石ルートをまた潜るかもしれません。

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