もう悲しまないで。それは、失ったんじゃなく、返したんだ。

失ったんじゃなくて、返したんだ。

人間生まれてきた時は裸。
死ぬ時にパンツ一つはいてたら勝ちやないか。

明石家さんま

人間は、裸で生まれてきたのだ。

この世に生を受け、
たかだか100年の人生を生きるために
肉体を神様からレンタルしたのだ。

100年もすれば、
返却しなければならない。

お金も
大切なものも
大切な人み
健康も
称賛も

全部借り物だ。

失ったんじゃない、
返したんだ。

得たんじゃない、
借りてたんだ。

自分のものじゃない。
あなたのものじゃない。

全部借り物だ。

裸で生まれてきたのだから。

当たり前のことだけど、
人は永遠に生きることができない。

だとしたら、
この借り物の身体
乱暴に扱うことはしなくてもいいが、
大切に大切に保管だけしていても意味がない。
なにも新品で返す必要はないのだ。

せっかく100年借りた肉体を
有意義に使う。

つまり、このレンタル期間中を
楽しむ必要がある。

すべて自分のものじゃない。
何も失わないし、
何も得たんじゃない。

借りただけ。

ただそれだけなのです。

レンタル期間を楽しもうではありませんか。

中年の危機だって楽しめるはずですよ。

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