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今まで食べた一番美味しかったもの【富士山登頂後の鰻丼】


いや~43年間生きてきて食べて
ダントツナンバー1の美味しかったものは、
「富士山登頂後の鰻丼」です。


これは、この登ったメンバーで会った時には
必ずといっていいほどこの話が出てきます。
あの時の「鰻丼」は最高に美味しかったと。

あれは、2005年の28歳の夏でした。
友人4人で7月の3連休で富士山登頂をしました。
関西から朝早く新幹線やバスを乗り継ぎ、
五合目に着いた時には、すっかり疲れていました。

道中、少し喧嘩もしながら、なんとか頂上にたどり着き
ご来光もよく見えないまま朝になり
ひたすら砂走を走って下山していたのを覚えています。
普通に歩いていても足が動き続けているようで変な感覚でした。

クタクタになってバスに乗り、
駅まで着いたあとはタクシーをつかまえ
「一番近いスーパー銭湯に行ってほしい」と、
2日ぶりの風呂を楽しみました。
そして、ビールで乾杯!

何を食べるかの話し合いになり満場一致で「鰻丼」に決定!

そのあとは、別のタクシーをつかまえ
「運転手さんの知っているうまい鰻屋へ連れて行ってください」といい、
連れて行ってもらったのが、JR三島駅前の鰻屋さんでした。

タクシーの車内では、富士山登頂の達成感と疲労に
ほろ酔いも手伝い終始バカ話は止まらず
最初が「ペ」ではじまる次期オリンピック開催地(当時)は?
「ペヨンジュン!」の珍回答に運転手のおじさんも大爆笑しながら
おすすめの鰻屋に連れてもらったのを覚えています。(答えは北京オリンピックです 笑)

そして、お目当ての鰻丼を注文しました。


もう、最高に美味しかった~。
とにかく美味しかった記憶しかありません。

この時、みんなのいつも記憶がおかしくなるのですが、
たしか、全員「並み(鰻が丼に収まりきっている)」を注文したはずなのですが、
なぜか、「特上(鰻が丼からはみ出している)」を注文したことになっているのです。
「あんな、食べきれんくらいご飯が見えないくらいのうまい鰻丼ははじめてやった!」
って話になるのですが、
ペロっと食べ切ったし、下のご飯もはっきり見えてました。
その特上は、隣に運ばれてきたおっさんの鰻丼や!

のツッコみまでが毎度の流れです。

今後これを超える美味しいものには出会うことはないでしょう。
仲間と旅行して、挑戦の達成感と高揚感の中、最高に空腹で食べた鰻丼に
かなうものが今後出てくるとは考えられません。
だって、鰻が丼からはみ出している鰻丼に
勝手にすり替わってしまっているような
美しい思い出に変わってしまっているのですから。

本当に美味しかった。

あなたの今まで食べた中で一番美味しかったものは何ですか?

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なんしか、カッコいい大人になろう。


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