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ついにその日が来た。覚悟を決めたら導かれるように間一髪で救われた話<前編>

もう、会社を辞めよう。

そう決意をしたのは
46歳になって約一週間くらいの3月下旬のことでした。

今年になって始めた転職活動も
書類審査で10社以上落ちつづけて
まったく、うまくいきません。

だけどもう限界です。

仕事の忙しさのピークは一向に解消される気配はありません。
1名の急な退職をカバーしながら、
新たな人員を入れるために、
求人広告のスタッフとの打ち合わせをして
それが終われば
1次面接のオンラインでの面接活動。
自分の転職は何も進まないのに
自分の課の新人の採用活動を進める皮肉。

通常業務も年度末に向け忙しくなっているところに
商品の仕入れの値上げの嵐に、
そして欠品での納期調整。
そんな中に、年度末に行われる役職者会議の資料作成。
役職者会議の議事を見ると、
私が責められることが想像に易しい議題を発見。
気分は落ち込みます。

それに加え、
プライベートの息子のサッカーがフル活動。
今月・来月は、毎週試合が組まれ。
朝から夕方まで自由がまったくありません。
そんな中、コーチから推薦をいただき、
来月からは試合の後に
その推薦の選抜枠への練習への参加も
決定しました。
光栄なことではあるのですが、
休日がつぶれ、私の疲労もピークであったところに
更なる、プレッシャーがのしかかります。

平日は、仕事に忙殺される、
土日も、プライベートがない。
疲労が取れない、
考える事が出来ない。
家庭もすさみ、口論が絶えません。
絶望でした。

夜、眠れないので、
飲酒量が増える、
けれども、
トイレに夜中に目が覚めると
今度は眠れない。
だから日中眠くなり
頭が回転しない。
何もかもが悪循環でした。

しばしば、
終わりを迎えるまで
これでもかと
悪循環は加速していきます。

きっとピークはそこまで来ているのでしょう。
そして、それこそが転機なのでしょう。

役職者会議、本気で出たくねぇな~。

朝、寝室で心の声が思わず漏れました。

妻が言います。

じゃあ、休んじゃえば?

えっ!?役職者会議を休むってどういうことか分かってる?

だからこそ、休めばいいんじゃない?

そっか、それもいいかもね。

「役職者会議を休む」って想像して会社に行くだけで
なんだか、心は軽くなりました。

まったく、休むそぶりを見せないために
いつも以上に勤勉に勤められる自分がいます。

そして役職者会議をサボったあと、
数日以内に上司に「退職」を告げようと思いました。
そのために、サボった日の当日は
会社と揉めないために、労働基準監督署に行って
色々と相談をしてこようと思いつきました。
事前に電話で問い合わせをし、
当日は予約不要であること
それまでに、就業規則をコピーして持ってきてほしいこと
揉めると思われる項目を箇条書きにしてきてほしいことを確認しました。

もう、日に日に決意は固くなっていきます。

そしてコーチングの先生にもそのことを告げました。
 ↓その時の話は↓
実際に「コーチング」を受けたので備忘録として。【その6】|ジェッツさん|note

そして、迎えた役職者会議の当日朝、
上司に体調不良を理由に休むことを告げ
役職者会議を休むことを詫びました。
心では、あっかんべーをしながら。

心は、少し落ち着きました。

そして、労働基準監督署の時間まで
落ち着かず車の中で、そわそわしていました。

その時なぜか突然、
4ヶ月前に退職した同僚に電話をしたくなったのです。


ついにその日が来た。覚悟を決めたら導かれるように間一髪で救われた話 後編
に続きます。

なんしか、カッコいい大人になろう。

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