2022/11/20 文学フリマ東京

コロナの影響で参加を見送っていたところ前回の出展から早3年が経ち、ようやくそろそろいい加減動いても良い頃だろう、と城戸、sudo、virus菌に声をかけたのが今年の8月。多少勝手もわかっているから「銭」のほうでも美味しい思いしたいですやんか!とスケジュールを逆算していったのにも関わらず、結局入稿が1週間、2週間と遅れ、全員が軽犯罪を繰り返しながら満身創痍でようやく完成。最後の方は「そもそも誰が言い出したんだよ」などと喚き散らすが本を正せば自分の仕業だったため始末に負えなかった。


やっとのことで完成した『まったくドルフィンキックしたもの』をお買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございました。今回の話のテイストからして風見2さんの表紙・画のタッチがベストでした。実際、前情報なしなのにも関わらず、表紙に惹かれてジャケ買いされた方もおられて感謝してもしきれません。

前の話のキーワードを次で拾うような作りになっていて、堂々と公言するのも恥ずかしいですが「偶然」です。偶然の確率。avex trax。作為的でないので変にいやらしくなっていないんじゃないでしょうか。作り手があまり中身について喋るのもほどほどにしておきますが、ただひとつ言えるのが、つまり、頭のvirus菌から、トリのsudoまで通して読んだほうが「得」です。城戸のファンだからといって城戸だけ読んで満足してしまうのははっきり申し上げまして「損」です。損、したくありませんよね。

3年間で変わったのはやはりオモコロ様に載せていただけるようになり、応援してますとの言葉を頂けたことだろう。やって来て良かった、気持ちいー。最高、あーっ!あーっ!ありがとうございました。今回も相変わらず皆様の顔を焼き付けたいと、第2会場に挨拶しに出かけたのと、お釣りの百円玉を作りに会場の外の自販機までダッシュで往復した以外はほとんどブースで張り続けていました。小雨の中、両手にコーンスープを握りしめて疾走する男性を貴方は見ただろうか。

さて、5月の文フリ東京は流石に4人揃っての出展はなさそうですが、また秋にお会いできれば幸いです。ただ、わたくしまだまだやる気がございますので、5月の文フリ東京、はたまた地方開催の文フリも声をかけていただけましたら、なんぼでも、もう、なんぼでも書きますので是非よろしくお願いします。あと、今回通販は(今のところ)考えておりませんが、電子化の予定がございますのでそちらを待っていただければ幸いです。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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