私がキリスト教を信じるまで

私は2017年に離婚しました。原因は夫からのDVと子供への暴力･暴言です。逃げるように離婚し、親子3人での生活が始まりました。

離婚がキッカケで鬱病を発症し、通院を始めたのも同じ時期です。

そんな中、私は癒しを求めてスピリチュアルにハマってしまいました。パワーストーンのブレスレットから始まり、
スピ系の動画を見漁り、宇宙や石に祈りました。

けれど、癒されるどころかどんどん心の安定は無くなっていくことが手に取るように分かり、益々荒れていってはスピリチュアルの沼にハマっていき、どん底を味わいました。
毎晩見る悪夢で不眠症になり、苛立つことが増えました。

『このままで本当に良いのだろうか…』

そんなことを思っていた時、なぜか急に思い出したんです。小学生の頃に読んだ聖書のことを。
創世記で主がこの地と天をお創りになったことを。

私は聖書を買いました。毎日ではないものの、2.3日に1回は聖書に触れるようになったのですが、完全にスピリチュアルから足を洗うことが出来ない状態が数ヶ月続きました。

ですが、少しずつ聖書を通して主を知っていくと自然と教会へも行ってみたくなりました。そこで、近くの教会を探し行くことに。

その結果、司祭に「幼子を連れては入れない」と追い返されてしまったのです。私が行った教会はカトリック教会でした。そこで私の僅かな信仰心潰れてしまったのです。

聖書を読むことをやめ、スピリチュアルにハマり続けました。

そんな日々が1年ほど続きました。

フラフラと彷徨い続けました。癒しを求めて…。

その時は突然やって来ました。
再度、教会へ行こうと思えるようになり、事前に教会へ子供の年齢を伝えた上で行くことに決めたのです。

その教会はプロテスタントで、牧師さんも快く受け入れてくださいました。
洗礼を受けるための勉強会や聖書研究会にも参加するようになり、その頃にはスピリチュアルから心が離れていっていました。

今でのこの教会でお世話になっています。

教会という人が作った場所で傷付けられたけれど、
そのお陰で今の教会と巡り会えました。
信仰を持つことによって、スピリチュアルから離れることが出来ました。
そして何より求めていた癒しがそこにあったのです。

心は安定し、夜も眠れるようになったのです。
少し遠回りはしたけれど、全て主の御心で御計画であったのだと思っています。

スピリチュアルにハマっていた時、聖書のことを思い出さなければ今頃どうなっていなのか…
そう考えると恐ろしいです。

主を信じて歩むことがどれほど幸せで平安か
日々感じながら過ごしています。

まだまだ歩きたての子羊ですが、これからも信仰を保ち
主に生かされ、歩んでいきたいと思います。

長文を読んでくださり、ありがとうございました。