誘惑の向こうにある現実を噛み締める【TXTカムバック】
先月1月27日に、私がこの2年推しに推しているTOMORROW X TOGETHER(以下TXT)がカムバックしました。
いや、待って・・・。
今回のカムバ楽しすぎる!
カムバ当日から盛り上がっているのはわかってたんですけど、全MOAが一丸となって頑張っています。今回は24時間でデビュー曲を上回るストリーミングを記録しました。
というわけで、スミンに疎い私も昼夜問わずMVを見ています。
寝る時も聞いていたら、夢にまでTXTが出てきてしまい、果てには人の夢の中にもお邪魔している始末・・・。
私がHYBE系おもしろnoterと尊敬しているmikikongさんの夢にも登場したようです。(mikikongさんのTXTカムバレビューが抱腹絶倒なのでここにご紹介します。)
ちょうど私も同じ日に変な夢にうなされましてね・・・。
もうこれはね、Suger Rush Ride聴きすぎて、白昼夢かナイトメアですよ!(知らんけど!)
今回のアルバムタイトルはTEMPTATION【誘惑】なんですけど、タイトル曲の誘惑にハマると抜け出せないんです!!!
爽やかなギターリフで始まったかと思えば、途中から耽美な5人が出てきて、誘うんですよー。
こっちにおいで、一緒に遊ぼうって。
これ、絶対「うん。遊ぶ。」て言うやつやーん。5人の美の誘惑に屈するわけですよ!
もはや途中の口笛吹きたいのと、吐息を吐きたいがために鬼リピしています。
KPOPが嫌いな人も、TXTを知らない人も絶対『シュガラッシャァ』と言いたくなるので、おすすめです。
タイトル曲以外も今回も本当に良くて。
1曲目は「え?ビリーアイリッシュ?!」って思い、3曲目は「え?ボサノバ??」
って思い、4曲目もなんとなくラテンな感じがして、5曲目はスペインとかポルトガルを思わせるギターサウンドなんです。MVもなんとなく南国っぽいし、完璧に私個人の感覚なんですけど、ラテンだなぁと思って聴いています。
5曲目はメンバー全員が好きだと言っていましたが、私もすごく好きです。なんと言うか…哀愁があるんですよね。
毎回新しい引き出しからどんどんいろんな音楽が出てきて飽きない!
コンセプトフォトの記事でも書いたのですが、音楽面でも毎回過去最高を更新してきます。
私的には、大好きなBLUE HOUR期に戻ってきた感じがしてすごく嬉しいです。ゴリゴリロックな時ももちろん好きですし、そのおかげでTXTがフェスと親和性の高いグループだと証明できたわけですが、今回の音色もMVの色合いもBLUE HOURを彷彿とさせます。ファンタジー感があってまさにTXTだなと。
あと、これだけは言いたい。
今回のメイク、かわいすぎじゃないですか??
まず体のキラキラですよ。
怒られるかもしれませんけど、
叶恭子さんと同じくらい発光してませんか???
私思いましたね。
TXTがお姉様と同じお粉を使っているか、はたまたお姉様がティンカーベルに魔法の粉ぶっかけられてるかって。
今回みんなメイクがめちゃくちゃ可愛くて、ハイライトがいつもより多くてピカっとしているんです。そしてピンクのチークが若干高めの位置で高揚している感じが出ている。
studio choomの動画でメイクの可愛さ、際立っていると思います!
今回スビンちゃんの魅力に改めて気がついたというか。
どこかヨーロッパの金髪少年を思わせる少年とも青年とも言えない感じが出ています。このメイクが本当にかわいい。
かと思ったら、Devil by the Windowでめちゃくちゃ悪魔側になってる。
このチッケムの表情ご覧あれ。かっこいい!
衣装もノースリーブで細マッチョな彼らだからこそいやらしさがなく、少年ぽさも感じる。スタイリングもメイクもすごくいいです。
1月28日には久しぶりにMOAの前でショーケースを開催。すっかり収録のショーケースに慣れてしまっていたため、ちょっとびっくりしました。
スビンちゃんに色々な感情が込み上げてきたようで、途中から涙涙。テレビで見ていた私も、何故か울지 마って言いながらもらい泣きしていました。
久しぶりにMOAの前でのショーケース。コロナ禍を乗り越えてきた彼らに、ファンとしてたくさんの喜びとタイトルをあげたいですね^_^
今回のコンセプトは解釈が非常に難しく、「えぇい!もういいや!カムバそのものを楽しんじゃえ!」って思ってたんですけど、しみじみ聞いてみて思ったんです。
私、この2年間腑抜けみたいに生きてるんです。自分がやりたかったことを一応成し遂げたにもかかわらず、ものすごい喪失感に襲われました。メンタルもダウンしたし、自分を修飾していた色々な肩書きがなくなったと思いました。私は何にもない人になりました。
働けなくなった時、『これからは夢なんか見ずに、ただ前にあることだけを日々こなしていこう」そうやって本当に人生を諦めたんです。
その2年間に寄り添ってくれたのが、TXTの歌であり、存在そのものでした。
今回のコンセプトに沿うならば、TXTは私にとってのネバーランドだったんです。
大人にならないっていうより、まだ子供でも大人でもなかった自分に戻れる時間。それはまさに夢のような時間です。
彼らに夢中になれる時間は、現実の辛さを忘れられたのかもしれません。
最近起業家塾に通っていると何度か書いたのですが、自分でも不思議なくらい色々なことを考えます。人生を諦めていた私がです。前回の起業でできなかったたくさんのアイディアがどんどん湧いてくる。と同時に『お金』という現実的なところもつきつけられて、夢だけではダメなんだなと感じることがあります。
まだビジネスにはならないかもしれませんが、何かがぼんやりと見え始めました。
彼らが4曲目のTinnitusで歌っています。
『ロックスターから星をとったら、ただの石だろ?』
昨年ロックスターばりに活躍した自分たちをただの石と言う。
私には彼らが自分たちにつけられた肩書きをあっさり消して、新しい名前をまた自分たちの足で探しに行く旅なのだと思いました。名前の章とつけられた意味がわかったような気がします。
肩書きに固執していたのは私。
何者でもない私に戻って、また1から始めたらいい。
TXTはネバーランドのような存在から、共に悩みながら、それぞれの道を進む同士のような存在になりました。
彼らが茨の道と知りながらもネバーランドに別れを告げ、現実に向けて歩き出す。その姿を確認しつつ、私も現実に足をつけていこうと思います。
今月あたりはいよいよコンサートの詳細が発表されるかな?また日本でTXTとMOAの皆さんに会いたいです。
今月で私もMOA3年目。MOAであることを誇りに思っています。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました😊