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花束を君に。

 一、やさしい言葉で書く
 二、外来語を避ける
 三、目に見えるように表現する
 四、短く書く
 五、余韻を残す
 六、大事なことは繰り返す
 七、頭でなく、心に訴える
 八、説得しようとしない(理詰めで話を進めない)
 九、自己満足をしない
 十、ひとりのために書く

花森安治(はなもり・やすじ)「実用文十訓」

『暮しの手帖』という雑誌をご存知でしょうか?

1948年創刊以来、暮らしに役立つ情報を唯一無二な形で発信し続けている稀有な雑誌です。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で知った人も多いと思います。(私もその1人です。)

その暮らしの手帖の初代編集長をつとめられたのが花森安治さんという方です。
花森さんが残された『実用文十訓』というものがあり、その内容が文章を書く上で現代にも通用するものだなぁと思っています。

私もこんなふうに文章を書けたらいいのにと思いつつも、どうも理屈っぽくなったり、支離滅裂で誰の心にも響かない文章になっていると日々反省しています。

私の20年来の友人であるMiholilyさんもnoteを書いているのですが、彼女のnoteの文章は実用文十訓にほぼ当てはまると思って尊敬しています。

短くて簡潔、読者に想像をさせる余韻を持たせること、彼女にしか出せない味わいのある写真で、人気があるのも頷けるなぁと思っています。それは彼女が児童書についての学びを深めているのもあるし、彼女の人間性や感性そのものだと思います。

私には絶対に真似できないすごい文章なのですが、私も下手なりにこの地球上のたった1人でもいいから届けられる文章を綴っていきたいものです。

そう、たった1人に花束を届けるように💐。

素敵な週末をお過ごしください❤️

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