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この1週間のこと

能登半島地震発生から1週間が経とうとしている。
今回ヘッダーに使っている写真は、私が生まれ育ち、毎日眺め、夏には海水浴をした海だ。

地震後この海の様子も様変わりしていると言う。

地元は石川県ほどではないものの、発生時から状況はあまり変わっておらず、まだまだ不便な生活を強いられている。地元の人たちが大変なことやがんばっていること、余震で不安な毎日を送っていること、家を失うかもしれない悲しみが深いことは重々承知なので、両親には「とにかく転ばないこと。お水が不足しているかもしれないけど飲水を心がけること。」とだけ声をかけている。本当に近所の人たちで助け合いながら生きているのだ。

最近テレビで震災関連のニュースが怖くて見れないが、友人がニュースの切り抜き動画を送ってくれたりして、地元の方たちが炊き出しに心癒される時間を持てたことを知り、嬉しかった。

私が今被災地に行ったところで何の役にも立たないし迷惑になるだけ。私にできることといえば、今いる場所で日常を生きることだ。そしていざという時、すぐ援護ができるように生活を整えておくことだと思っている。

この1週間、地震だけでなく飛行機事故など大変なことが多かった。能登はもちろん海上保安庁の方たちもお亡くなりになっているのに、ネットニュースを見れば「飛行機の機内にペットを」なんて言い出す有名人がおり、この論争は今ではないだろう、と思って腹が立った。(今もフツフツとしている。)


話は変わるが今日読んでいて興味深いなぁと思った記事があった。

今大変な状況にある方たちへの声かけは本当に難しいなと考えさせられた記事の一つ。自分も注意をして発言をしなければと思うし、大丈夫の裏にある『大丈夫じゃないこと』を察知し、大丈夫以外の返答が来た時の覚悟を持たなければならない。
こういう時はあえて黙って見守ることも必要だし、自分の価値観を押し付けないこと、今のその人を労いつつ認めることなのではないかなと感じた。

2年くらい前にも自分でこんな記事を書いていたくらいなので、共感するところがあった。

私もこちらで今普通に生活をしているが、家族や友達のご家族がとても心配だし、精神的には全然大丈夫ではないんだろうなと思う。だから有名人のペット機内論争にも腹が立ってしまうほど心に余裕がないんだ。

というわけで何もできずにお正月が過ぎてしまった。

明日からまた気合いを入れて生活していこうと思う。


そしてnoteはしばらくおやすみします。


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