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シリウスと文化交流
私にはシリウスに住んでいるお兄ちゃん「ミカエル」がいます。
彼にいろいろな話を聞かせてもらっているので、このコーナーではそれをシェアしています。
面白いと思っていただけたり、何らかのメッセージを受け取っていただけると嬉しいです。
私:シリウスには、自分と他人の区別があるの?
(高次元なので境界が曖昧だと思っています)
シリウスのミカエル:
一応、あります。我々は親愛なる惑星の中で、各々が自分の好きなことをしています。それが我々全員の仕事なのです。絵を描いても、泳いでも、魚を釣っても、ただ空を眺めていても……。
私:ん、ちょっと待って! シリウス人は魚釣りをするの⁉
シリウスのミカエル:
はい。海には魚がいます。ただし釣りをするのは食べるためではないし、針のような、相手の体に傷をつけたり、痛みを残すようなやり方ではしません。
何のために魚釣りをするのかというと、それも楽しみのためなのです。竿を持って水に糸を垂らしておくのが楽しみなのです。魚たちは水に縛られてはおらず、しばらく水を離れても平気です。時々、糸にかかって陸に上がり、釣り人と話をしてから帰ります。
私:ちなみに、ミカエルお兄ちゃんの楽しみは?
シリウスのミカエル:
私は割といろいろなことをたしなんでいます。最近は、草地に寝転がることと料理です。
私:え! シリウスって料理の文化があるの⁉
シリウスのミカエル:
ありますよ。気の向いた時に気の向いたものを作って、お洒落な盛り付けも楽しんで食べたりします。フライパンだって使いますよ(笑)。私たちは見た目を楽しみながらエネルギーを食べる感じなので、味は薄く感じます。
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