誰も得しない、わたしだけの音楽史〜第1章〜

こんばんは。
早く職を見つけないといけないので、頭を整理するために前職のことを書こうと思ったのですが、その前に好きな音楽について語りたいので語らせてください。

今のこの現状からすれば現実的ではないかもしれないですが、わたしは将来的に音楽に関わる仕事がしたいと思っています。アーティストのこだわりが詰まった作品を世の中に送り出し続けたいし、できれば、一生のうちに一度はアーティストを発掘して世に送り出したりなどしたい。野望です。
なんでかというと、前職で仕事として音楽に関わっていたというのがとても大きいのですが・・・それもただ音楽が好きというだけなのです。
わたし自身が音楽に救われてきたので、音楽に感謝し続けたいと考えているからです。転職しようとしている会社も音楽を扱っているところに絞っています。

多分、音楽は人並みに好きだと思います。
詳しいかと言われたらそうでもないのだと思うけれど、好きな音楽はずっと好きなままです。

なぜ音楽がこんなに好きになったかというと、多分こんな理由だと思います。

自分の悩みを話すのが苦手で、解決のために音楽・映画・本に救いを求めているところがあった。

これが多分一番しっくりくる気がします。

実はわたし、昔、熱心にジャニーズヲタクをやっていまして、当時聞いてたシゲ(加藤シゲアキさん、小説家でありアイドル)のラジオでBUMP OF CHICKENを知りました。
確か映画『ALWAYS〜三丁目の夕日〜』が公開された頃で、彼はBUMPの『花の名』を流しました。
当時中学生だったわたしはこの曲にそれはそれは感動して、歌詞についてずっと物思いに耽って、夜も眠れないくらいでした。ノートの端に歌詞を書き写したりしちゃったり。
このラジオを聞いた次の日には某レンタルショップでBUMPのアルバムを全部借りました。お金もなかったから、レンタルしかできなかったけれど、それだけでもう十分だった。
当時の感覚を文章にするには難しいけれど、BUMPの曲を聴いてるだけで嬉しくて、幸せで、カラオケでもBUMPしか歌えなくなって、生活の全てがBUMP中心になってしまうような、そのくらいのハマりようでした。
中学受験が終わって、自分で買ったSonyのウォークマン(多分初代で文字しか表示されない細長いやつ)で何回聴いたか分からないほど聴いてました。

BUMPの好きなところは、言葉にするのはとても難しいのだけれど、しんどい時に寄り添ってくれた、という感覚を味わったのが大きかったような気がする。
あの藤くんの優しい声で、ラララと歌われるだけで気持ちが落ち着いたし、時に荒々しい声でもがいている感じも人間らしくて好きだなと思った。
藤くんは何かと神扱いされるけど、人間なんだって(笑)
一つの物語を読んでいるような、わくわくする曲もあれば、泣きたくなるほど温かい言葉に埋め尽くされたような曲もあるし、時に怒りや苦しみにもがいてるような曲もある。
これはとても個人的な考えなのだけど、大人のようで子供のような感じがする。両方の感覚を満遍なく持っているような。だから幅広い世代に支持されているんじゃないかな・・・とわたしは思う。
あとはメンバーがとても仲良しなところ。尊敬し合っているところ。信頼し合っているところ。
挙げればキリがないのだけれど、この仲の良さみたいなのは音楽に絶対反映されている。

わたしの人生の中でジャニーズヲタクをやっていた時期というのは、ちょうど青春真っ只中。
中高が女子校だったため、共学の方々がきっと恋愛に費やしていたであろうエネルギーをアイドルに費やしていた、ということだと思われる。
小学校高学年で、ドラマ『野ブタ。をプロデュース』を見て、山P(山下智久さん、とんでもないイケメン)にどハマりし、生活の中心を山Pにしたまま女子校の中学に進学。中2の冬に初めてNEWSのコンサートに行くことができ、入場の列に並んでいたところ、後ろになんか見たことある人を発見し、その子が同じ中学ということが判明。
てごちゃん(手越祐也さん、イッテQの金髪)が好きな彼女と運命的な出会いをして以来、そのまま仲良くなり、今でもとっても大切な親友です。
さらに、わたしたちはこれもまた運命的な出会いがあって新たな仲間ができ、実は社会人になっても未だに3人でコンサートに足を運んでいます。
こんな風に(笑)

今は当時ほどの熱は注げないけれど、CDを買ったり、年に一度のコンサートに行ったりするのは楽しみです。やっぱりアイドルってすごいし、まさか自分がこの歳になってもまだ足が洗えていない状況とは誰も思っていなかった。
好きになったグループは、わたしの平凡な日々に素敵なエンターテイメントと大切な親友を2人も運んできてくれましたとさ。

そんなこんなで、全ては好きになったアイドルグループNEWSから始まったということです。

中高時代はほとんどNEWSとBUMPで構成されていたと言っても過言ではない。NEWSは応援歌も多く、テスト前なんかは特に励ましてもらっていたし、アルバムの最後とかに隠れた名曲もいっぱいある。だからただNEWSの顔面が好きだった訳ではないんです。彼らの歌う曲も好きだった。というか好き。

古参はヒロイズムさんの曲がいいと言いがちだと思うのですが、ヒロイズムさんの作る曲が本当に素敵でどれも名曲なのです。

未だにわたしのiPhoneのミュージック内のトップ25の1位は『エンドレス・サマー』。

女子校育ちを隠すため&ヲタクはモテない説を自ら唱えていたわたしは、大学時代から全力ジャニヲタ時代をひた隠しにしていたため、誰にも見せられないのですが、実は高校の時から変わらず1番聴いてる曲。というか、青春時代を共にしてきた曲。

小学校高学年〜中学校のときは、自分の好きだと思う音楽を聴くというより、流行りの音楽を聴くことに徹していたと思われる。
そこから派生して音楽を探索していったのだけど、NEWSとBUMPについては特別で大切なアーティストです。

そんなこんなで、今日もわたしは自分が好きだな、と思う音楽に囲まれて、精神衛生上とても良い生活を送っています。

そして、誰も得しない、わたしだけの音楽史〜第2章〜に続く・・・

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