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バスの最後部座席に注意⚠️

 夕方、まだ暑いとはいえ、だいぶ日も低いところに行っていて熱や光が弱まってきた時間帯に駅からバスに乗りました。

 終点まで行くので、一番後ろの席に座りました。
 
 発車するまでは少し暑いかなと思った程度だったのですが発車した瞬間、背中から熱風が来て驚きました。

 まさかヒーターでも入ってる?クーラーの送風口に手をかざすとちょっとぬるいけれど冷風が出ている。

 ではどこからこの風が来るの?といろいろ探ってみると席の背の後ろにある鉄板が異様に熱い。

 足元に少し壁が突出しているところも金属が露出している部分が熱くなっている。

 ここから周りの空気が熱くなって、エアコンの風に乗って温風が運ばれてくる。クーラーの送風も生温かくなっている。座席自体も熱くなっているようです。

 じんわりと汗をかいてしまい、暑さに耐えかねて席を移動しようかと前の方に空席ができるのを待っている間に、途中のバス停から乗り込んできた小学生2人組が5人掛け席の真ん中に座って寝込んでしまい、席移動が困難になってしまいました。

 仕方なく、なんとか熱い風を避けて汗をかきながら終点に到着しました。

 何度か乗っている路線で、最後部の席にもよく座りましたが、今までこんな暑い状態には遭遇したことがなかったので、車体の異常かもしれないと思い、一応、運転手さんに「最後部の席が異様に暑かったのですが...」とお伝えしたら、申し訳なさそうな顔で、「すみません。最後部の部分にはエンジンがあって、ここまで暑いとクーラーが追いつかなくなって、後部座席周辺が熱くなってしまうのです。」とのこと。

 今日は何度もお客さんから怒られたとのことで、この形の車両はどうしようもないので、この時期は最後部の席は避けた方がよいですよとのこと。

 それなら異常に暑くなっている席の周辺に貼紙でもして注意喚起してくれたらいいのになと思いつつ、どうにもできない運転手さんも気の毒だなあと思いました。

 真夏のバスの最後部座席は気をつけた方がよさそうです。

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