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【呼吸のワーク日記】(2024.7.28)



【呼吸のワーク日記】(2024.7.28)

学校の夏休みが始まったせいか、ワーク会場取りに苦戦して、小さなレンタルスペースでの対面ワーク。

 前半の時間はワークの大先輩が来てくださり、いろいろお話を伺いつつ、先生のガイドから思い思いに動いていく。

 先輩は昔スポーツをなさっていて、体の柔軟性がすごい。

 体がやりたいという声に従って動いていくと、体が硬い私には絶対できないなというところまで体が降りていく。

 私はむしろ自分の体の可動域と安定性を考えると心地よい体勢が先輩とは違う。

 自分にはどうするのが心地よいのかをいろいろ探りながらのワーク。

 そんな私でも、ちょっとポイントに手を当てていただくと体が緩んでギアが3段くらい入ったように降りていく。

 私の体ってこんなこともできるのかと新鮮な発見がある。

 先輩はある姿勢を取ったまま戻りたくないと体が言っていると、同じ姿勢を取り続けている。

 ご自身もオリジナルワークの指導者で、同じような姿勢をすることもあるけれど、その時は時間や次やることもあって、心ゆくまで自分の体の声でその姿勢を続けることはできないことが多いそう。この場だからそれができるとおっしゃっていた。

 参加者2人が、見た目には全く違う動きを違うリズムでやっていることが当たり前のワーク。

 どんなに大勢でやっていてもそれぞれの体の声に従って息をすることが自然な状態であることがもっと社会に広まったら、一人一人がもっと生きやすくなるのではということに気づくためのワーク。

 そして体があることの意味。

 周りの空気や水や土に溶け込んでいきながら、体は個としてそこに在ることの意味。

 体があることは制約でもあるが、体があることでできることもある。

 そんな話をしながら、今日の自分の体の声を聞くことを繰り返した時間。楽しかった。

 写真はワークの帰り道に見かけた畑の茄子。
持ち主さんがお水を撒いていて、水滴がついているのが見えますか?

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