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ほんのちょっとの違い その2

 最近のお風呂は自動で設定した温度のお湯を張ってくれ、一定時間の保温もしてくれる。

 パートナーはぬるいお風呂に長時間つかりたいタイプで、時にはタブレットを持ち込んで動画を見たりしている。

 そのため最近の設定温度は何と37度。

 私も熱いお風呂は苦手だが、37度はさすがにぬるい。

 それでも気温が高くなり、ぬるい方がのぼせなくて良いかとここ数日はぬるいなあと感じながらも設定温度を変えずに入っていた。

 ただ昨日は入っているうちに肌に当たる換気の風がスースーして冷たく感じられ、体が温まりきれない感じがして思い切って設定温度を1度上げて38度にして追い焚きをした。

 たった1度の差なのだけれど、体に感じる熱は全然違う。設定温度に達したら保温は切ってしまうので、だんだん温度は下がってくるのだけど、私にはこの温度が必要だったよう。

 1日の大半は冷房の中にいる体は思いの外冷えていて、37度では最初からぬるくて温まる感じがしないのだけど、温度を1度上げるだけで熱の刺激が入って、体の芯まで温度が上がる感じがして、体が喜んでいた。

 心なしか逆に体がすっきりして、このところのだる重さが取れた気がする。

 たった1度の差がこんなに違うんだと思った。家族といえども体質、体感は違い、適した温度も違うのだ。

 細かく温度設定までしてくれる最近のお風呂に感謝して、これからは堂々と自分が心地よいと思う温度に設定してお風呂に入ろうと思った。

※写真はみんなのフォトギャラリーから「お風呂」というワードで検索して出てきた画像からTSNさんの写真を使わせていただきました。ありがとうございます。

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