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2021/09/21

場所ニューロンという言葉を聞いたことがある。
集中力が切れたら場所を変えてみようという考え方で、私はこれで集中力がかなり左右される。
そんなわけで今日は、家の自室で勉強した後、行きつけのカフェに移動して勉強していた。


家パート。
たっちレディオを聞きながら、高校入試問題を解く。
高校入試の方は比較的簡単で、4回目となった今では片手間でもちゃんと解ける。
ラジオを聴くために動員しているBluetoothスピーカーからこんな言葉が聞こえてきた。

自分の考えを認めてくれと言うのなら、相手の考えも一定程度は認めなければいけない。
「なるほど」「その考え方もあるよね」を口癖にしよう。

前半は当たり前といえば当たり前のこと。
多様性が叫ばれているこの時代、あまりにも迷惑なスタンスは認められないとしても、自分のことを認めてもらいたいと思っている人は多いと思う。
私だってそうだけど、本当の意味で相手のことを認められているのかな。
大切なのは後半で「その考え方もあるよね」って言えてるかどうか。
私は多分ひねくれものなので、基本的に「一般的」とされる生き方、考え方をしていないと思う。
だから私は「一般的」を見ているはずで、それは逆のパターンよりはすんなり認められるはず。
でもどうだろう。
気づかないうちに色々と否定してしまっていないかな。
自分の価値観を認めてもらうことばかり、人に強要していないかな。
ちょっと自分の言動を顧みる機会になった。

「なるほど」「その考え方もあるよね」
その2つが口癖になるほどに相手を受け入れられる人になりたい。
その後すぐに「でも私はさ~」なんて発言をしないような人に。


ところ変わってカフェパート。
ゼミの読書が本格的に時間を圧迫していて、また連休中に終わらせると誓っているので、アイスカフェモカを傍らに置いてひたすら読書。
家で読むよりも読み方が丁寧になる。
多分、店内BGMや周りの人の会話に気を散らされまいとするから。
そのおかげで、今までのペースを考慮すると、異例とも言える早さで読み進められたし、今までより内容も頭に残っている。
この調子で頑張れば、連休中に読書の方は片付く。

疲れてきたので勉強内容を変える。
共通テスト数学IA。
3回目だ。
するする解き進められるようにはなったけど、大問5だけやっぱり詰まる。
さすがにまずいので、解答をかじりつくように読み込むと、どうやら誘導に乗れていないらしい。
初めて解き方を指定してくる「誘導」が邪魔だと思った。
今まではありがたいなあと思って乗っかっていたのに。


私は一昨日買い逃した本を買うために今日も都市部に行こうとしていた。
でもどうせ1人なら友人と一緒の方が楽しいかなと思い、友人を誘っていた。
だが、意思伝達に齟齬があり、友人のバイト終了時刻を5時だと思っていた私は「5時になったけど終わった〜?」に対する返信として「5時に始まって6時に終わる」と聞いた時「まずい!」と思った。
友人は私と夕食を取るつもりで、帰っても夕食が食べられない。
ただバイトが終わるのを待っていては、閉店時間を考慮すると、本屋に行くか夕食を取るかの二者択一。
仕方なく、私は1人で都市部の本屋に行き、バイト終わりの友人とターミナルで待ち合わせるという時間的に厳しいスケジュールを組んだ。
ターミナルと都市部は往復45分。
都市部の駅から本屋まで往復8分。
本屋で本を買うのに15分。
まず間に合わないなと思いつつ、苦笑いした。

復路で友人に「待つのめんどくさかったら帰ってても全然いいよ」と言うと「帰っても夕食ないし待つよ」との返信。
ありがたかった、そして申し訳なかった。
私は本が4冊 (+ゼミの1冊) 入ったリュックの重さを肩に感じながら、電車に揺られていた。


今日は中秋の名月。
綺麗な月の下友人と2人で談笑した。
会話の内容はロマンチックでもなんでもない、くだらない話だったけど。
友人が言った「英語の履修登録もう終わったよ」が私に大きなダメージを与えたくらいか。
この瞬間に、私は2年次の英語2単位が丸々再履修決定になったことを知った。
まさかこんな形で。
全ての履修登録は金曜日からだと思っていたので、完全に虚を突かれた。
いや隙だらけだった私の責任なんだけども。
確認すると、金曜日からなのは専門科目だけで、外国語は1週間ほど前に終わっていた。
2年生で良かった。
3年生や4年生だったら詰んでいた。
笑い飛ばしたけど、反省はしなきゃ。
長期休暇でも、週に1度は大学のメールや履修情報に気を配らなくては。


帰宅するとおはぎと月見団子が用意されていた。
お月見をこんなに楽しんでいるのは初めてじゃないかな。

洗濯物を取り込むためにテラスに出た母親が「今なら綺麗に見える」と教えてくれた。
私と妹はすぐに駆け出し、月を眺めた。
「双眼鏡で撮るとクレーターが撮れるらしい」
妹の情報をもとに、私が双眼鏡とスマホの角度を調節し、妹が明るさを調節してシャッターを押す。
撮れた。
すごい。
スマホでこんなに綺麗に撮れるなんて。
変な角度で双眼鏡とスマホを構えていたので左肩が痛いけれど、代わりにすごくいいものが撮れた。(サムネイルはその写真。いつものやつは他人の写真だし、今後はこれにしていこうかな。)


買った本は4冊。
どれを読むかは正直気分の問題だし、まだまだ積ん読もある。
読書の秋を楽しみたい。



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