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マーコタデワ

Mahkotadewa


ジンチョウケ科 ファレリア属
バリ語
英語  God’s crown
日本語

ラテン名からパプアが原産ではないかと考えられている常緑低木。高さは1〜2.5m、庭の植木、または鉢植えにして鑑賞できる。白く小さな花は幹から直接生える。真っ赤な実は、直径3〜5cm。実の中は真っ白な繊維質で、中に毒性のある茶色の種が入っている。
中 性


利用部分
実の皮  乾燥させたもの
     ガン、ニキビ、赤痢
葉    かゆみ、皮膚のトラブル、ニキビ

作用
抗がん作用
収斂作用
止痒作用

    * 妊婦はこのハーブを使わないこと。

抗がん作用があるという事で、注目を集め始めたハーブ。真っ赤な実の皮を乾燥させて作ったハーブティーが、スーパーなどで販売されている。抗がん作用のほかにも、かゆみ止めにも効能があるので、ちょっと苦いけれど、ハーブティーとして飲むのもいい。

生の実、 特に種には毒があるそうだから、 素人が扱うよりもできたものを買ったほうがいいだろう。 生の実を食べると、 痙攣や唇の麻痺、失神することもあるそうだ。 実の皮は、アルカロイド、サポニン、フレバノイドなどの成分を含んでいる。

どぎつい赤い実が幹に直接付くというのが面白いので、植木として人気がある。 ウブドのボタニック ガーデンに行ったとき、この実がたくさん落ちていたので、 拾って庭に植えてみたら、 簡単に発芽してて、一年もしないうちに花が咲いて実がなった。 自然に落ちた実からでも発芽して、簡単に増やせるハーブである。

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