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文句の多い私

ほとんどの人が自分で自分を客観的に見ることがあると思います。

そういう風に、改めて自分を見つめ直すことは大切なことだと知っていても、
私は毎日毎日意識してそうすることは流石にめんどくさいですし、
やはり何かしらのきっかけやタイミングがあるからこそ、
色々なことを考えさせられ、気付かされる機会となります。

子供の頃から大人に成長していくにつれて、そんな機会は何度もありましたが、
何年も前のあるタイミングで自分を客観的に見つめた時に、私はなんて文句が多いのだろうと思ったのです。


それを言っている時の自分は当然、 “文句” を言っているとは思っていません。
なんなら “正論”“意見” を言っていると思っています。
私の思考と真逆のことをしている人達やシステムなどに対して、
「アホなんかな」と思っていることさえもあります。

でも結局は、自分の考えの方が間違っていたり、断然に浅はかだったと気付かされた時、
一気に自分自身を恥ずかしく感じ、幼稚だった自分に対してとても残念に思うのです。

自分の方がよっぽどアホだったと気付かされます。

そして自分に誓います。

「口に出す前に一旦よく考えよう。」

それでも文句を言いたくなる時は無くなりません。
今では毎日それなりに忙しく仕事をしたり子育てをしていますが、日々大なり小なり、言いたいことは山のようにあります。


誰にでも日々文句を言いたくなることはあるでしょうし、
実際は、“意見”“文句” も紙一重なところもあります。

ですが、 “文句を言う癖” はその人の持つエネルギーを下げます。


私はスピリチュアル的なことはそこまで深く関心は無いのですが、
“業”“言霊” だけはあると思っています。笑

“文句が多かった頃の私” を思い返すと今でも反省しますし、文句を言っている瞬間以外の行動も良くなかったと思います。
その時の自分の色々な言動や行いは、何かしらの形になって返ってきました。


”返ってきた” と言っても、具体的な仕返しのようなものでは全然無く、
全く関係のないことだったり、
しばらく時が経ってからだったりもしますが、
自分の中ではその時と繋がっているのです。

その時の自分が連れてきた “業” だと感じたのです。

自分で自分の価値を下げていたことに気付かされました。


では今では全く文句を言わないようにしているか、というとそうではありません。

残念ながら私は器の大きな人間では無いので、どうしても言いたいことがある時は堪えきれずに言ってしまいます。笑

ですが、それ以降少しずつ気をつけるようになったことがいくつかあります。

・文句の言い方や、言うタイミング
言ってもいいけれど、自分の落ち度も見極めた上で言う。
思ったらすぐ口に出すのでは無く、一旦自分の中で落ち着かせてから言う。

・言う人を選ぶ
自分のマイナス面をしっかりとさらけ出せ、お互い信用関係がある人だけに言うようにする。
私は自分の旦那に話すことが多いですが、友人では決まった1人か2人です。
職場や、友人が多く集まっている場所では言わないように気をつけています。


人間すぐに変わるのは難しいですし、
全てを変える必要も無いと思っています。

いわゆる“裸の王様”だった恥ずかしい自分は、自分の中で一生消せないですが、
それを悔しく思うことで、今を頑張れています。

これからも色々なことから気付き、考えを深めれる自分でいれるように努力しようと思います。


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