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祖母は生きていた 5 jan.2019

私が空間作りをするときに「おばあちゃんち」というコンセプトが頭のどこかにあります。

ついでに言うと、当サロン10-1000は「siro」がテーマになってます。

siroはどの色にも染められる「白」であり、あなたのテリトリーの「城」であり、成長などの余白の伸び「代」である。

お正月に叔父の家に置かれていた父の長火鉢を頂戴し、先日サロンに収めました。

ずっとほしかった物なのでこれから大切に使用していきたいと思います。

実はこの長火鉢、祖父母が生前に使っていた物ですが、残念ながら私は彼らが使っているところをみたことがありませんでした。しかし、引き出しには炭がまだ入っており、灰もまだそのままになっていました。

私は使ってみようと灰を整えていたところ、あーこれ、おばあちゃんの香り・・・思いがけないところで20年ほど前に亡くなった祖母が生きていた。

祖母と暮らしていたのはいつだろう・・・私がまだ園児くらいのときに時空が繋がる。大人になって振り返ると、あまり好みではない人でしたが、懐かしさは非常に心地よく、こたつがある部屋で猫とひだまりのなかにいるような感覚に陥る。

そして、当サロンはおばあちゃんの家感を増したのでした。

love,JENI.

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