第三十話 オンラインパチンコホール、EL DORADO(エルドラード)広報担当に就任するまで「今の私のコンフォートゾーン」
「一般的な暮らしは幸せなのか」
いい会社に勤め、順調に結婚し、子供が二人、夢のマイホーム。 庶民は言う。今が幸せならそれでいいんだ、と。
私が突然投資の話でも持ち掛ければ、お金は大切にしろ、宗教にでも入ったのか?
そんな言葉が飛んでくる。
私もずっと同じように貧乏脳の考え方をしていたが、ある時からそんなごく普通の暮らしに疑問を持つようになっていた。
これまで何不自由なく、幸せだと思っていた日常生活。
友達と安い居酒屋を探してまわり、少しでも安い服を探して服屋を巡る、焼肉に行く時はリーズナブルな店を探す。挙句のはてには大好きな女と出かける時まで節約しようとする。
幸せはお金では買えない。みんなこういうかも知れないが、お金のない人生は我慢の連続である。
第二十九章でお金持ちの暮らしを指をくわえて見ているしかないと書いたが、例えば庶民は、お金持ちの高層マンションでの暮らしや、芸能人が海外旅行へ行くテレビ、高級料理を食べるグルメ番組などを見て、自宅のリビングでこう呟く。いいわね~お金のある人は。←こんなことを言っているうちは一生お金持ちにはなれない。
お金持ちの人たちは皆、あなた達がダラダラ過ごしていた間にひたすら努力を積み重ねてきた。その成果報酬として、お金持ちなる権利を得ているのである。
あなたたちも、お金があれば値段を気にせず好きな店へ飲みに行けるだろう。好きな服も買うだろう。高級焼肉に行くだろう。海外旅行にも行くだろう。ディズニーランドに行ったら、ランドから一番近くの高級ホテルに泊まりたくないか?
お金があれば、そういった我慢をしなくて済む。逆を言えば、貧乏人というのは、ひたすら我慢を積み重ね、小さな不幸を積み重ねていく。
それでもあなたは、幸せはお金では買えない!なんてことを心の底から言えるのだろうか?
お金があれば、出勤するためにわざわざ毎日決まった時間に満員電車や、車通勤の出勤ラッシュに巻き込まれる必要もない。出来ない後輩の面倒を見たり、嫌いな同僚や上司と会う必要もない。話の通じない人間と、無駄な時間を過ごす必要がなくなる。
お金がなくても幸せになることは出来る。これを否定するつもりはない。
正確に言うと、お金で買えるのは幸せではない。お金があれば、”不便、不満を捨て、不幸な思いをしなくて済む”選択肢を買えるのだ。
私が読んだ本の中で、最も印象に残る言葉がある。それはローランドが出した、「俺か俺以外か」で紹介されている、ローランドが高校生の頃、父親に言われた一言。
ローランドの父… ”男にとっての幸せって何だと思う?”
当時のローランド… ”・・・?。”
ローランドの父… ”男にとっての幸せってのはな、大好きな女に振り回されることだ。”
何度聞いても納得させられる名言だ。
私は以前、”貧乏脳”が原因で、金持ち脳の人と言い合いになったことがある。
貧乏脳である限り、周りの人を心の底から幸せにすることは出来ない。 お金がなくても幸せな暮らしは出来るが、お金があればもっとみんなを幸せに、そして笑顔に出来るよね?
大好きな人に我慢をさせて何が幸せだ!ふざけるな。←当時の自分に言ってやりたい。
私は周りのみんなをもっと幸せにしてあげたい。まずは両親に感謝しよう。
次回に続く、、、「題目のコンフォートゾーンの話が出てこなかった…。」
第二十九章へのリンク→ https://note.com/jenco194/n/n8f2c4c15c509
第三十一章へのリンク→ https://note.com/jenco194/n/nf1ee578e765c
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