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瞑想と呼吸90日チャレンジ(48日目)~うまくいったりいかなかったり・そこがいいんじゃない、それが人生の醍醐味だ。

48日目。

朝に一度目を瞑ってみた。
10分ともたない。
気にかけていないつもりでも
気にかかっていることがあったんだ。

杞憂は午後にはれた。
万が一は起こらなかった。

ここ3週間近く
「もしかしたら」の不安に支配されそうになっていた。

ちょうどストア哲学の本をたまたま貸してくれる人がいて
あいにく時間がなくてすっ飛ばして読んでしまっただけにとどまったが
そこには何事も最悪のことが起こりうることを一度考えておくとよい、
とあった。

理解はできる。
100%思い通りかと思いきや
うまくいかない人を見てきたし
私自身、若いころから
期待→絶望
うまく進む→落とし穴に注意
そんな風に思っていたから。

でも、そんな経験を経て思うのは
まだ確定していない未来の不安に呪縛されながら
今日という日を生きるのは個人的には避けたい。

性格もあるのだろうけれど
私みたいにうまくいかない場合を考えやすい人間は
一生憂鬱を引きずることになりそうだ。

ストアも言っていたし
依然読んだ本にもあったのだが、
この世には、自分でコントロールが
できること、
できないこと、
努力次第でできるかもしれないこと、
がある。

やるだけのことをしてダメなら仕方ないのだ

わかっちゃいるけど
こころの奥底でその「不安」「恐怖」は
微かに疼いてしまう。

そういう時に思い出す好きな言葉がある。
きついな、苦しいなと思った時に
私の心を軽くしてくれる言葉だ。

「そこがいいんじゃない」

みうらじゅんさんの本「マイ仏教」を読んで、
世の中にはくだらないこと、
苦もありしょーもない時ががある、
でもそんなとき
「そこがいいんじゃない」
と楽しんでしまうというか
そういうアップダウンがむしろ面白いんだ、
と捉えることもできると知った。

思い通りにいかないとき
若いころはなぜうまくいかないのか、
私の何がいけないのか、足りないのか、
ほんとに苦しんだ。

その時に知りたかったこの言葉だったな。

うまくいかなくて当たり前、
ではなくて
うまくいったり、
いかなかったり、
そこがいいんじゃない。
それが人生の生きる醍醐味だと
そう思うと肩から重い何かがスッと降りる気がする。

まぁ、不安にとらわれたときに
この言葉はなかなか思い出せないんだけどね・・・

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